ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 [好き放題の映画レビュー]

こんにちは! 腐りかけのりんご姫でございます!



懐かしい映画を観ました。
1985年のアメリカ映画、
『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』です!



この映画は、タイトル通り、
シャーロック・ホームズがまだ中学生だか高校生のころのお話です。
ワトソンくんも登場し、
二人で、
ロンドンで起こった謎の殺人事件の捜査に挑む、
というお話です。



もちろん、コナン・ドイルが創造したシャーロック・ホームズは、
大人になってからワトソン医師と出会うので、
二人が学生時代に知り合いだったという設定は、
この映画のオリジナルです。
ですから、
厳格なシャーロキアンにおかれましては、
けしからん! とお思いになるやもしれません。



物語の方も、非常に奇想天外でして、
殺人事件の陰には
エジプトの悪魔的な宗教団体がからんでいる、
というトンデモ展開でございます。
しかも、
ロンドンのごくごく普通のお店の地下に、
ピラミッドを模した巨大な神殿があるという、
物理の法則を完全に無視した設定となっています。



この作品、
スティーブン・スピルバーグが製作に関わっていまして、
このころスピルバーグは、
アンブリン・エンターテイメントの共同設立者である
フランク・マーシャルと共に、
『レイダース』やら『グーニーズ』やら
『インディ・ジョーンズ 魔球の伝説』なんかを
ヒットさせていました。


『インディ・ジョーンズ』シリーズは、
大人でも楽しめるよう、
大人向けのラブシーンなんかも用意されていますが、
この『ヤング・シャーロック』は、
お子様用に作られた作品である、
そう言ってしまっていいと思います。


初めて観たときは私自身も「お子様」だったので
それはもうワクワクしながら観ましたが、
大人になってからは、その存在をすっかり忘れてしまっていました。


今回、スター・チャンネルでやっていたので、
久しぶりに観てみましたが、
まあ懐かしさは確かにありますが、
面白かったかと問われれば、
「いや、別に・・・・・・」という感じです。



みどころは、当時は最新だったSFX技術
もちろん今見るとものすごい古くさいです。
あきらかにコマ撮りのクリーチャー。
今だったらCGでもっとすごいの撮れちゃいますからねえ。
でも、なんというか、
古き良き時代の特殊効果を味わうという意味では、
楽しめると思います。
何でもCGで処理しちゃうのも、つまらないですものね!



では、今宵はこの辺で。
最後まで読んでくれてありがとう!
いい週末をお送り下さいね。
メルシーボークー!

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