悪魔の棲む家 [好き放題の映画レビュー]

こんにちは! 腐りかけのりんごおばちゃんだよ!



ちょっとご無沙汰してしまいました。
生きています。
腐敗臭を漂わせて生きております。


腐りながらも映画はちょこちょこ観ております。
ちょっとレビューが溜まってしまいました。


まずは、『悪魔の棲む家』を観ました。



1979年のアメリカ映画です。
以前ご紹介した、
ジェームズ・ワン監督の『死霊館』の題材にもなった、
実際にあった事件を映画化した作品です。



ラッツ夫妻は、3人の娘とともに大きな家に引っ越してきます。
が、その家は、
かつて住んでいた一家の長男が、
家族を皆殺しにしたといういわくつきの家。
引っ越して以来、
ラッツ一家の周囲で不思議な現象が起こり始める・・・・・・という、
オカルト系の物語です。



まずは、訪ねてきた神父が蝿にたかられます。
スクリーンショット 2014-10-11 3.55.59(2).png

さらには、トイレから真っ黒い液体が溢れてきて・・・・・・・・スクリーンショット 2014-10-11 3.58.35(2).png

一家の大黒柱・ジョージは、日に日に顔色が悪くなってきます。
スクリーンショット 2014-10-11 4.00.32(2).png



蝿に関しては、
神父がすごく臭い、
あるいはすごくいい匂い
だったのかも、
と思えないこともないし、
トイレは単に詰まっただけとも思えるのですが、
さすがにジョージの顔色の悪さは尋常ではありません。
養命酒を与えてどうこうできるレベルではありません。

しかも元々はとても温和な人だったのに、
人が変わったようにイライラし始めて、
まるで『シャイニング』のお父ちゃんのように
なっていきます。



しかし一番災難だったのは、神父さん。
蝿にたかられるだけでなく、
ラッツ一家に関わったために、
これでもかっていうくらいに酷い目に遭っていきます。
なんか常に蝿にたかられているか、
汗だくになっているか、
ブルブル震えてるかって感じで、
気の毒この上ないです。



最初は、かつて凄惨な殺人事件があったって知らずに、
この家買っちゃったのかなって思って観ていたんですが、
ちゃんと知った上で買ってるんですよね、この夫婦。
ちょっと人が死んじゃった家じゃなくて、
息子が親兄弟を皆殺しにした家ですよ?
安いからって買います? 普通。
どんなに安くても私は買わないので、
ラッツ夫妻にはあまり同情できませんでした。
なんというか、
ほら言わんこっちゃない・・・・・・って感じです。
いいから神父さんに謝れ!



悪魔の姿が具体的に出てくることはほとんどないし、
ジェームズ・ワンの『死霊館』に比べると、
恐さは控えめ


でも、
お父ちゃんの顔色の悪さとか、
娘だけには見えるという友だちの存在を通して、
間接的に〈悪魔〉が見えるようになっています。
丁寧に作られている作品なので、
恐さを味わいたいのであれば物足りないかもしれないけれど、
実際にあった事件の再現としては
よくできているなと思います。



キリスト教圏では悪魔って恐れられてるんだなあと、
しみじみと感じるのですが、
ひとつ納得がいかない点があります。


物語の中で、自宅から現金がなくなるんです。
悪魔の仕業〜みたいな描かれ方してますけど、
悪魔が金盗みますかね?
身内の仕業じゃないですかね?!
なんでも悪魔の仕業にしちゃうって、
なんでも妖怪の仕業にしちゃう最近の小学生かーい!
妖怪のせいなのね、そうなのねー!
ってやかましいわーい!



それでは、この辺で失礼します。
たまったレビューは今週中に全部書きます!
多分ね!
ほんでは、メルシーボークー!

↓ま、最後にひとつポッチリを・・・・・・。
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