トム・アット・ザ・ファーム [好き放題の映画レビュー]

こんにちは! りんご@腐りかけです!


さてさて、映画の日、二本目の映画は、
『トム・アット・ザ・ファーム』です!



相方のリクエストで観てきました!



トムは、とある農場を訪ねます。
親友・ギヨームが死に、その葬儀に参加するためです。


農場はギヨームの実家なのですが、
今は年老いた母親と、
ギヨームの兄・フランシスが暮らしています。


なぜギヨームは死んだのか、
トムとギヨームはどんな関係にあったのか、
まったく語られぬまま物語は進んでいきます。


そして、ギヨームの兄・フランシスは、
登場したときからなぜかトムに対して激おこで、
何でこんなにこの人キレてるんだろう・・・・・・・
さらに、フランシスは地域の人たちから村八分状態なんですが、
それもよく理由が分からないので、
一体何があったんや・・・・・・
そう思いながら、物語を追っていくことになります。



うーん、私は嫌いな映画じゃないです
ただ、
色々な謎が用意されていて、
その謎がすべてスッキリと解決されないとイヤだ、
そういう人には向かない映画だと思います。
多分、そういう人は、
「これで終わりかYO!!!」
と最後叫ぶことでしょう。



非常にね、デリケートな問題を扱った映画なんですよ。
だから、
スッキリ終わらせちゃいけない、
スッキリ終わっちゃうと、リアリティがないんです。
だから、
この映画はこの終わり方でいいんじゃないかなとは
思うのですが、
それにしても、
トムの行動がいまいちよく分からないところもあり、
観終わった後、
あれは何で? トムはなんであんなことしたの?
って、相方と話しながら帰ってきました。



解釈の多様性を許容する映画なので、
解釈の愉悦を享受できる方は楽しめると思います。
でも、秀作と言うほどではないかなあ。


登場人物全員の複雑な思いが絡み合った映画なんです。
でも、
その複雑な思いを、
もう少し分かりやすく表現してもいいと思いました。
正直、誰に感情移入して観たらいいのか
よく分からなかったです。
それは、私のポジションが彼らとは置かれている状況が
異なるからかもしれませんけど、
でも、もうちょっと、
観客が寄り添える立場の登場人物を置いても
いいのでは、そう思いました。



でも、
1800円じゃ観ることを決心できない映画でも、
1100円なら観に行く気になれたので、
「映画の日」、ありがたやー!です。



では、本日の映画報告は以上になります!
明日は家でDVDみま〜す(´∀`*)
また遊びに来て下さいね!
メルシーボークー!


↓よく分からずに相変わらず貼ってみる
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