イット・フォローズ [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごです!

いやああああ、久しぶりにいいホラー映画を観てきましたよ!
ここ数年、
ホラー映画はマンネリ化していたので、
久しぶりにホラー映画の新時代を予感させる良作です。
その名も・・・・・・・
『イット・フォローズ』



デビッド・ロバート・ミッチェルという、
全くの無名監督が撮ったこの映画は、
低予算で制作されたながらも、
非常に丁寧に撮られ、そして、とても斬新です!

主人公の女子大生・ジェイちゃんは、
美人で、男の子からモテて、青春を謳歌しています。
最近出来た彼氏のヒューはイケメンで、
そろそろセックスしてもいいかな〜と思っていますが、
まだ体は許していません。



でもまあ、ジェイちゃんも若いですから、
ある晩のデートで盛り上がって、
ついにカーセックスを致します。
車上性交です。


イケメンとセックスして、
とってもいい気分だったのですが、
突如ヒューに薬を嗅がされて眠らされ
眼が覚めると椅子に縛り付けられていました!!!!


な、なんすんねん、ヒュー?!
と思っていたら、
ヒューがこんなことを言い出します。

自分には「それ」が取り憑いていたが、
セックスをしたことで「それ」はジェイに感染した。
「それ」は色々な姿で現れるが、
決して早くは動けない。
だから何とか逃げ切るんだ。
ジェイが死んでしまうと、
また「それ」は自分の元に戻ってきてしまう。
だから、頑張るんだ、ジェイ!



何のことやらさっぱり分からなかったのですが、
実際にジェイの前に「それ」が現れます!
「それ」は、全裸の中年女でした・・・・・・・。
ゆっくりと、ゆっくりと、ジェイに近付いてきます。
人間のようでいて、人間ではない「それ」・・・・・・。


家に帰ってからも、ジェイの前に「それ」が現れます。
ジェイの妹・ケイティ
ケイティの友人・ヤラポール
そして、近所に住むグレッグは、
ジェイを助けようと試みます。


その時々で「それ」は異なる姿で現れます。
女のこともあれば、男のこともあり、
友人の姿を借りて現れることも・・・・・・
何とか「それ」から逃れることはできるのか・・・・・


といった感じのお話です。


とにかく、設定が面白い!
モンスターやら幽霊やらに追われるってのは、
ホラー映画にはありがちな設定なのですが、


『イット・フォローズ』の新しさは、
(1)「それ」の存在は取り憑いている本人にしか見えない

(2)「それ」の歩くスピードはかなりゆっくり

(3)「それ」はセックスすれば相手になすりつけられる

(4)「それ」の姿はその時々で異なる!




この4点です!


基本的に「それ」の見た目は人間なので、
映画を観ている側からも、どれが「それ」か分かりません。
スクリーンに映っている背後の人物、
もしかしたら「それ」なんじゃないのか、
そう思ってドキドキしながら観ることになります。


今一瞬映った後ろの奴、そうなんちゃうんか?!
ほら、さっきの奴や! 
もう一回映せよ!!!!


いやはや、手に汗握りますよ!



しかも、セックスすると他人になすり付けられるっていう
設定が面白い!
キングボンビーかよ!


映画観ながらずっと、
自分だったら誰になすり付けるかなあって
考えていましたよ。


ジェイちゃんは可愛いから、
セックスする相手に困らないけれど、
ババアにとっては相手を見つけるのも一苦労ですよ。
出会い系サイトでも使おうかとか、
乳見せて一人でバー飲んでれば誰か相手見つかるかなとか、
ずっと考えながら観ていたんですが、


そもそもババアはなすり付けられる心配なかったわ!


アハハハハハハ!


ハハハハハハハハハハ・・・・・・


。・゚・(ノД`)・゚・。



とまあ、
久しぶりに新しいタイプのホラー映画を観られて、
大満足の日曜日でした(´∀`*)
この監督には期待したいです。
間違っても、
下手な続編を作らず、
新たなアイデアで勝負してほしいです。



ただなあ、
最後の20分がちょっと意味分からなかった。
私だけかなあ。
何しにプールに行ったんだろう・・・・・・・。


では、今日はこの辺で!
仕事の峠を越えたので、
これからは頻繁に更新したいと思います★
メルシーボークー!
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