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愚行録 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
お久しぶりです、腐りかけのりんごです!



随分と久しぶりの更新になってしまいましたが、
生きておりました。
映画も観ておりました!


本日公開の『愚行録』を観てきましたので、
さっそくレビューしたいと思います!
ネタバレなしです、ご安心下さい!





1年前に起きた一家惨殺事件
いまだ犯人が見つからないその事件の真相を追おうと、
週刊誌の記者が改めて事件関係者にインタビューをしていきます。
そのインタビューの中で、
少しずつ事件の真相に近付いていく・・・・・・という展開になっています。



重ねて言いますが、
ネタバレはしないので、最後まで安心してお読み下さい。



複数の関係者の証言によって事件の詳細が明らかになっていく、
という構成は、
芥川龍之介の『薮の中』を思い起こさせます。





が、
芥川の『薮の中』においては
決して真相が明らかにされないのに比して、
この『愚行録』ではちゃんと真犯人が明らかになります。
そこはご安心下さい。



この映画の面白いのは、
(原作は未読です)
「あんなにいいやつだったのに」
「あんなに感じのいいご家族だったのに」
と評されていた被害者の愚かな側面が、
数々の証言によって次第に明らかになって行くところです。


とはいっても、
死に値するほどの愚かさではなく、
人間がでも持っている愚かさ
その愚かさを実際に行動に移すかどうかは、
本人次第といった愚かさです。


実際、
その愚かさを否定することなく実行に移した被害者は、
社会的には成功しているわけです。
愚かであるけれどもそれ故に利口な被害者の一面が、
証言によって次第に明らかになって行きます。


そして、それと同時に、
被害者について語る関係者も皆、
愚かな一面を持っています。
彼らの愚かさは社会的な成功にはつながっていませんが、
みな、それぞれに愚かなんです。



ですから、
被害者は評判ほどいい奴じゃないけれど、
だからといって
殺されるほどじゃないよなあ
と、ますます事件の真相が分からなくなってくるのです。



真犯人が誰だったかは書きませんが、
私としては、意外な人物でした。
そして、
真犯人の殺意の正体を知ったときに、
本当の悪人って誰なんだろう


誰が本当の被害者なんだろう
と思いました。



松田奈緒子の『悪いのは誰?』というマンガをご存じでしょうか。



この漫画は、
善意が時として悪意に変わりうる


善意は受けとめようによっては悪意である
ということをテーマにした漫画で、
私の非常に好きな作品です。


今回『愚行録』を観ていて、
私はこの『悪いのは誰?』を思い出しました。
『愚行録』とテーマは異なるのですが、
『愚行録』の被害者たちの言動を
悪意として捉えるかどうか、
絶対的な悪などあるのだろうか
そう考えていたら、
『悪いのは誰?』が頭に思い浮かびました。



非常に密度の濃い、
サスペンス映画として良作だったと思います。
妻夫木聡、満島ひかりといった
若手実力派俳優の演技によって、
手堅い映画になっています。
安心して観られます。



では、今日はこの辺で。
また近いうちにお会いしましょう!
メルシーボークー!



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見えない恐怖 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、ちょうお久しぶり!
腐りかけのりんごです!



なんだかんだと、
ブログの更新が滞ってしまいましたが、
相変わらず映画は観ています
精力的に観ています。


というわけで、
昨日観た映画をご紹介したいと思います。

『見えない恐怖』です!





1971年のイギリス映画です。
古い映画なんですが、
非常によくできた、良作でした!


主人公のサラは、
何かが原因で両目を失明してしまいました。
※原因については一切触れられていないので不明。多分病気。

病院から退院したサラは、
裕福な叔父の屋敷に身を寄せます。

サラはもともと馬が好きで、
恋人のスティーブも馬を飼育しています。


ある日、スティーブととのデートから帰宅したサラ。
何者かによって、
叔父夫婦、従妹は殺されていました。
が、目の見えないサラはそれに気付かず
お茶を飲んだり、レコードを聴いたり、
いつも通りに過ごします。


が、
叔父一家を殺した犯人は、
現場に自分の身元を示すあるものを落としていました。
そのあるものを取り戻すために、
犯人が戻ってきます。


犯人の姿さえ見ることができないサラ!
サラは犯人の魔の手から逃れられるのか!
はたまた、犯人は何者なのか!



という、非常にシンプルな物語です。
ですが、
とても丁寧に作られていて、
よくまとまっています。
手に汗握ります。



とにかく、
「見えない恐怖」を「見える私たち」に与える
のがうまいんです。


たとえば、
サラの留守中に犯人が侵入し、
屋敷の台所の床にグラスか何かが割れてるんですよ。
もちろんサラには見えません。
見えないものだから、
サラは裸足で台所に入って来ちゃって、


ああああ、ダメ、踏む・・・・・・踏んじゃう・・・・・!
イタイイタイイタイイイイイイ・・・・・!


アアアアアア・・・・・(゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)))))))))



って、手に汗握るんですが、
結局踏まないんだなあ、これが。
その絶妙なバランスがうまい。
緩急を付けたピッチングで、
バッターが翻弄されまくりですよ、ホント!



あと、
サラを演じているのはミア・ファローなんですが、

22003000642.jpg

さすが名優、うまいです。
キャー!とかギャー!とか、
安っぽい悲鳴は決してあげません。
常に、
マ・・・・・パ・・・・・ア゛・・・・・
みたいな、
よう分からん声を上げています。
でも、それがまたリアル。


人間、本当の恐怖に遭遇したら、
キャー! 
なんて言えませんよな。



誰にも助けてもらえない恐怖、
「見えない」ことで
状況を把握できない恐怖が、
ミア・ファローの抑えた演技に表れています。



とまあ、
とにかくいい映画でした!
40年も前の映画なのに、
これまで観ずにいたことを恥ずかしく思ってしまうくらいの
映画です。
ちょうおすすめですよ!



では、また気まぐれにお会いしましょう。
メルシーボークー!





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シング・ストリート 未来へのうた [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごちゃんです!



ポケモン、集めてますか?!
根っからのゲーマーのりんごは、
もちろん集めています!


しかも、このためにiPhone買いました!
ええ、バカです!


私はもともとiPhoneを持っていなくて、
iPodTouchを使っていたんです。
通話はガラケーで。
で、これまで特に支障は感じていなかったのですが、
ポケモンGOが全然うごかねえwww


配信初日にこの画面5時間見続けたときには、

IMG_2983.jpg

いったいこれ何のゲームなのかと思いましたよ。



翌日Appleストアに走って、
iPhone SEをゲット。
アクティベートにやや手こずりましたが、
無事ポケモンを捕まえられたときには感動しましたよ・・・・・・。



「ポケモンGO」のブームに批判的な人もいますが、
コミュニケーションツールとして優秀だと思うし、
何よりも、外に出るきっかけになります。
我が家でも、夜のウォーキングが日課になり、
なんとも健康的・・・・・・。



さて、それはともかく、映画の話です!
『シング・ストリート 未来へのうた』を観てきました!



1985年、アイルランドの首都・ダブリン。
14歳の少年・コナーは、
経済的な理由から転校を余儀なくされ、
荒れ放題の学校に通うことになります。


両親の仲は悪く、どうやら母親には別に男がいる模様。
新しい学校の校長はクソ野郎で、
家計が苦しく茶色い靴を買えないコナーに、
黒い靴を履くことを強要します。


暴力的ないじめっ子はコナーを目の仇にして、
わけもなく暴力を振るってきます。
とにかくもう、転校してから人生最悪です。


そんなある日、コナーは
ラフィーナというモデルの女の子と知り合います。
一つ年上のラフィーナに一目惚れしたコナーは、
自分たちのバンドのMVへの出演を依頼します。
バンドなんてやってないのに!


というわけで、あわててバンドを結成するコナー。
父親がミュージシャンであるというエイモンを誘い、
さらには、
黒人だから何か楽器できるだろうという思い込みから
街で唯一の黒人少年であるンギグを勧誘します。


何とかバンドを結成し、楽曲も作成し、
ラフィーナを呼んでMVを撮影します。
ラフィーナと親しくなれたと思ったのですが、
ラフィーナには年上の彼氏がいました。
それでもラフィーナを諦められないコナー。
新しい楽曲を作るたびに
ラフィーナをMV作成に誘い、
関係を深めようとするのですが・・・・・・。



という感じの物語です!
簡単に言っちゃうと、
音楽を通じた少年の成長物語
ビルドゥングスローマンです。



ただ、
ストーリー自体は至極単純で、
バンドを結成する経緯、
バンドが成功を収めていく経緯は、

そんなうまくいくわけねえだろおおおお

って言いたくなるくらい、
スルッと描かれています。
悪く言えば、その辺はテキトーです。


彼女と親しくなりたいからという、
『ナイン』の新見克也くんのような理由で
バンドを始めたくせに、



何その才能?!って言いたくなるくらいの
才能をめきめきと開花させ、
コナーだけじゃなく、
バンドのメンバー全員が壁にぶち当たることなく
プロ並みの技量を見せちゃって、
メンバー間でもめることもなく、
バンド活動に関しては、
何のトラブルもなく、
あり得ないくらい順調に進行していきます。



でも、別にそれが嫌味でもないし、
違和感も感じさせないんですよね。
それがすごい。
リアリティなんてまったくないのに、
それを気にさせないんです。



なんていうか、
ファンタジーなんですよね。
青春という普遍的なファンタジー
この映画では、
青春の苦悩は恋愛と両親の不仲、学校での人間関係に
集約されていて、
そこから抜け出す手段として
音楽が置かれています。


若い時って、
誰もが夢を持つと思うんです。
今ここにいる自分ではない自分がいるって、
中二病くさい夢を持つと思うんです。
大抵はその夢なんて叶わないし、
妥協を覚えることが大人になることだとも
言えると思います。


『シング・ストリート』では、
その夢が叶っちゃうんですよね。
つまり
青春の当事者が抱いている夢がそのまま映画に
なっているんです。
ファンタジーなんです。


ファンタジーなのに共感できちゃう、
あほくさーと思わずに観ることができちゃうのは、
キャラクター設定のうまさにあります。
コナーだけじゃなく、
登場人物全員が愛すべきキャラなんです。
いやあ、ホントうまいよなあ。
私は、
ウサギ好きのエイモンに夢中になりましたよ!
エイモン以外のメンバーも、
ほとんどセリフがないのに
キャラが立っているし、
適当に描かれている感じがまったくしません。



あと、こういう音楽映画って、
音楽がよかったら成功ですよね。
ストーリーなんて二の次でいいんです。
それは
『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を観たときに思いました。



映画全体がMVのようになっていて、
音楽と物語が合わさることで意味を持ち、
観衆に訴えかけてくれば、
それで成功なんですよね。
(製作者の意図とは違うのかもしれませんが)



で、
『シング・ストリート』の音楽はどうだったのかというと・・・・・・



もう、最高です!



1980年代は、
デュランデュランを代表とする、
ニューロマンティック系が音楽業界を席捲していました。
イギリスが音楽の新しい動きを作り出していた時代です。


コナーもデュランデュランの真似から初めて、
最初はすげえダサいんです。
デュランデュランがダサいんじゃなくて、
14歳の少年が一生懸命に背伸びして
デュランデュランになろうとするのがダサいんです。
(もちろん、それもまた微笑ましいですけどね)


でも、
色々経験し、音楽通の兄から教えを受け、
精神的にも音楽的にも 成長するに従って、
オリジナルの音楽を生み出していくようになるんです。


その成長の過程、
音楽の変化はとても目覚ましいものだし、
さなぎから孵化するかのような
鮮やかさを呈しています。
そして、完成した楽曲の素晴らしさ!
これはもう、映画を観て下さい。
物語とセットでみることで、楽曲のよさを100%味わえます。


ちなみに、
私のお気に入りは「UP」という曲です。
青春なんてとうの昔に終えたおばちゃんですが、
この曲を聴くと涙が出てきます。
よく晴れた日にヘッドフォンで聴きながら歩くと、
自分も飛び立てるような、
羽根の生えたような気持ちにしてくれる、
さわやかで伸びやかな曲です。


ええ、サントラ速攻で買いました。



ヘビロテで聴いてます!



では、長くなりましたが、この辺で!
またお会いしましょう。
メルシーボークー!



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死霊館 エンフィールド事件 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、お久しぶりです!
腐りかけのりんごです(゚∀゚)



いやあ、忙しかった・・・・・・・('A`)
あまりに忙しくて疲労が溜まって、
最後には寝てるときに鼻血出てきましたからね。


映画も、映画館で観れば最後まで観られるけれど、
家でDVD観ると百発百中で寝ちゃってました。
映画館で観た映画も、
全然ブログにまとめてないや・・・・・・・。アハハ。



でもまあ、忙しさのピークは超えたので、
少しずつブログも更新して行きたいと思います。
みなさん、これからもよろしくね★


というわけで、
本日は
『死霊館 エンフィールド事件』です!



はい、この映画は、
りんごが敬愛するジェームズ・ワン監督の最新作です。
私のジェームズ・ワンに対する想いは、
こちらを見ていただければ分かるかなと思います。
あ、こちらもついでにご覧下さい。

とにかくまあ、
『ソウ』以後、



ジメッとした陰湿なホラー映画を作り続け、
りんごを恐怖のズンドコに落とし続けているジェームズ・ワン監督。

『死霊館』シリーズは、
アメリカに実在した霊媒師夫妻を主人公とした、
【本当にあったこわい話】シリーズです。



主人公のウォーレン夫妻はアメリカ人ですから、
心霊現象というと、
悪魔がらみなんですよね。
幽霊というよりは悪魔。
恐ろしい心霊現象の背後には、
悪魔の存在があるんです。


前にも書いたんですが、
日本人にとってあまり馴染みのない【西洋的悪魔】を描きながらも、
ジェームズ・ワンの作り出す世界は、
実にアジア的な湿度を持っています。


ヒタヒタヒタと近寄ってくるような恐怖、
暗がりから何かが手を伸ばしてくるような恐怖、
夜中ベッドの下に何かが潜んでいるような恐怖。
ジェームズ・ワンの作品は、
まあともかくえげつないんです('A`)



で、今回の事件はイギリスが舞台です。
イギリスのある一家が住む家で
不可思議な心霊現象が続きます。
本当に悪魔の仕業ならば、
正式に教会が対応しなければならないので、
ウォーレン夫妻に調査が依頼されたのです。


廊下の隅に置かれた子ども用のおもちゃのテント。
その中に何かが隠れていたり、
勝手にテレビのチャンネルが変えられたりと、
心霊現象が続きます。



が・・・・・・・
あれ・・・・・・・?


今回のジェームズ・ワンはそんなにこわくない・・・・・????



ええ、そうなんです。
今回の『死霊館』は、
これまでの作品に比べると恐さは控えめでした。
手の汗握って観るほどではありませんでした。


じゃあ期待はずれの駄作かっていうと、
いやいやいやいや、そうじゃないんです。
たしかに、恐さを期待したら期待はずれかもしれません。
が、
今回の『死霊館』は恐がらせるための作品ではありません。
恐怖がテーマではないのです。
〈愛〉がテーマなのです・:*:・(*´∀`*)・:*:・



何言ってんだこのハゲと
思われるかもしれませんが、
もう少しお付き合い下さい。
あと、まだ私はハゲていません。



心霊現象に一番遭遇していた少女・ジャネットは、
学校でタバコを吸ったと誤解され、
母親にも信じてもらえませんでした。


一家は母親と4人の子どもの5人家族で、
父親は近所に住む女性と浮気して孕ませ、
出て行ってしまいました。
養育費も最近では滞り、
一家の生活はキッツキツです。
お金のやりくりに頭を悩ませている母親は、
気持ちに余裕がなく、
子ども一人一人と向き合うことができていません。


ですから、
ジャネットが心霊現象に遭遇しても、
ジャネットが嘘を吐いていると疑い、
最初は信用しようとしないのです。



たった一人の母親に信じてもらえないジャネット
悪魔というのは、
弱った心に入り込み、
どんどんその人物を孤立させていくものなんだそうです。


たとえば、
ジャネットの心にどんどん悪魔が入り込んで
母親を殺してしまったとしたら、
「そういえばあの子は喫煙するなど非行行為をしていた」
「母親とも折り合いが悪かった」
なんていう証言を元に、
貧しい母子家庭で起きた非行少女の凶行
なんてシナリオで語られちゃうんでしょうね。



そんな状況を救ったのがウォーレン夫妻です。
ウォーレン夫妻は
一家を襲っている悪霊と悪魔の存在を明らかにし、
ジャネットが決して嘘を吐いていないことを証明します。
ジャネットの汚名を晴らしてやるわけです。



が、一方でウォーレン夫妻もまた、
【インチキ野郎】【ペテン師】というレッテル
常に戦い続けています。
霊が見える、霊と会話できるって言っても、
見えない人には本当かどうか判断できないし、
ましてや夫婦がそれで収入を得ているとなると、
胡散臭ええええって思う人がいるのも当然です。



が、夫婦はそんなレッテルややっかみには負けません。
困っている人を助けるためにやっているという自負が
あるのはもちろんですが、
それ以上に、
夫婦はお互いの存在を何よりも大切に思っているのです。



他の誰が疑っても、
この人が信じてくれるから生きていける
二人はお互いにそう思っています。
掛け値など一切なく信じ合える真実の愛、
二人の間にはそんな理想の愛がたしかにあります。



ウォーレン夫妻が互いに感じている愛、
二人はその愛の力を信じ、
ジャネットのことも救おうとします。
そう、この物語は、
真実の愛と、悪魔によって引き起こされる邪な心との、
戦いの物語なのです・・・・・!



もちろん、最後に愛が勝ちます。
必ず最後に愛は勝つと、KANも言っていました。
KANの言うことは正しい、間違いなく正しい。
KANの言うことは正しいけれども、
それ以上にウォーレン夫妻は美しく正しい・・・・・!


いやね、ホント、理想的なんですよ、ウォーレン夫妻。
実際のウォーレン夫妻はこんな感じだったらしいんですけど、

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『死霊館』シリーズでは、
夫のエドをパトリック・ウィルソン

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妻のエレインをヴェラ・ファーミガが演じています。

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ええ、美男美女です。
もうめっちゃ二人ともキレイです。
こんなにキレイな二人が、
おたがい支え合い、支え合うことで力を得て、
その力を他者を救うために費やすんです。
いやもう美しい・・・・・・・!



何にも負けない美しく強い愛の姿が描かれているのをみて、
私ははたΣ(゚Д゚)と気付きました。



もしかして、
ジェームズ・ワン、恋してるんちゃう・・・・・?!



違ったらごめんね、ジェームズ。
でもね、
今回の『死霊館』はあまりにテイストが違うわ。
恐くない、美しいの。
そしてなによりも、夫婦に憧れちゃうの。
ジャネットが夫婦と関わったことで
誰かを信じる心を持てるようになったのと同様に、
りんごもまた、
邪念をすべて捨て去って、
愛する伴侶を得られた幸せを再確認したわ。


ジェームズ、あなたもいま、
近くにそういう人がいるんじゃないの?
ねえ、ジェームズ・・・・・・・
あなた、恋してるんでしょう・・・・・・!



とまあ、
予想外の『死霊館』でしたが、
予想外の方向で楽しめたし、感動致しました(´ω`)
120分以上あるのがちょっと玉に瑕だけど、
最後まで飽きることなく観られたので、
よしとしましょう。



次は強烈に恐い作品を期待していますが、
恋するジェームズ・ワンも悪くありませんよ。
ところで、
今回の宣伝ポスターなどには
「ジェイムズ」と書かれていますが、
「ジェイムズ」で統一していく方向なんでしょうか?
個人的にはジェームズ派なんですけどー。



では、この辺で!
また近いうちにお会いしましょう。
メルシーボークー!


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クリーブランド監禁事件 〜少女たちの悲鳴〜 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
お久しぶりです。
腐りかけのりんごです!



すっかり暑くなりましたよねえ〜('A`)
暑いのに弱い私は、
もう既にバッテバテです。
週末も体が動かず、
ゴロゴロ寝ているばかりです。



映画はちょこちょこ観に行っていて、
最近はいい邦画が多いなあと思っているのですが、
ブログでご紹介する余裕がなく・・・・・・(´ω`)=3


今日は自宅で、録画していた映画を2本見たのですが、
1本は途中で寝てしまいました。
2本目は最後まで観られたのでご紹介します!


『クリーブランド監禁事件 〜少女たちの悲鳴〜』です!





監禁された被害者を描いた映画と言えば、
最近では『ルーム』がありました。



『ルーム』は、
監禁された女性が監禁部屋で生んだ少年が、
監禁から解放され、
成長していく姿を中心に描いていました。


『クリーブランド監禁事件』の場合は、
監禁の被害者であるミシェルは、
監禁される前から子どもがいて、
その子どもに再び会えることだけを支えに、
11年もの監禁生活を乗り越えていきます。



この映画、
ちょっとセンセーショナルなタイトルが付けられていますが、
実際にあった事件なんですよね。
想像するだけでも恐ろしいのですが、
実際に、このミシェル・ナイトという女性は、
友だちのお父さんに監禁され、
避妊もせずにレイプされまくって、
5回も妊娠したそうです。


私も女ですから、
それがどれほど屈辱的なことで、
死ぬ以上の苦痛を与えることであるか、
ぼんやりとは想像できます。
が、あくまでもそれは想像であって、
実際に体験した人の苦痛を知ることはできません。
ですから、
安易に監禁をスキャンダラスに描いた映画だったら、
嫌悪感しか感じなかったと思います。



この映画は、
監禁されてレイプされた女性を
ワイドショー的に、スキャンダラスに描いた映画ではなく、
ホラー映画でもありません。
映画の最初に、
「残虐なシーンがあります〜」という注意が示されますが、
グロさはさほどではなく、
むしろ、精神的に削られるようなシーンが続きます。
そして、
だからこそ、被害者に対しての同情や共感が生まれ、
監禁から解放されたときには、
拍手をしたいくらいのカタルシスを得ることができます。



が、この映画、それで終わりじゃないんですよね。
そこがポイントです。


『クリーブランド監禁事件』は、
被害者の女性の悲惨な体験を描くことに重きを置いているのではなく、
その悲惨な体験をどう乗り越えていくか、
悲惨な体験をしてしまった自分をどう受け入れていくか
そこにメインテーマが設定されています。



ミシェルは、
監禁される前、息子だけが生きがいの女性でした。
妊娠出産したために高校を中退し、
仕事すら見つけられていませんでした。


そんなミシェルは息子に再会することだけを支えに
監禁生活を乗り切ったわけですが、
もう11年も経過しているため、
息子も新しい生活を送り始めています。
息子という唯一の支えを失ったミシェルが、
社会で再びどうやって生きていくのか、
ミシェルは監禁から解放されたことで、
新たな選択を迫られることになります。



これ以上はネタバレになるのでやめますが、
ミシェルという女性の強さに感服します。
あそこまで酷い体験をしたのに立ち上がる強さ、
生き続けようという意思、
到底私には持てません・・・・・・。



センセーショナルなタイトルですが、
中味はいい映画です。
オススメですよ。

↓Amazonインスタントビデオでも観られます。


では、この辺で!
またお会いしましょうね〜!
メルシーボークー!



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裸足の季節 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごです!



すっごいお久しぶりになってしまいました。
お久しぶりになる間、
りんごおばちゃんは、
愛しのAviciiを観たり、
Aviciiを観て泣いたりしていました!



つまり、Avicii最高! ってことです。



それはともかく、
映画は相変わらず観ております。
色々観て、印象深い作品もいくつかあるのですが、
今日は『裸足の季節』をご紹介致します。







って、ちゃうわーい (ノ`□´)ノ⌒┻━┻


聖子ちゃんはたしかにデビューの時から歌唱力抜群ですが、
今日ご紹介したいのはこちらです。



トルコを舞台にした映画で、
トルコ出身の女性監督・デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンの作品です。


邦題は聖子ちゃんのデビュー曲と同じですが、
原題は『Mustang』
「Mustang」という語には、
「主人のいない家畜」という意味があるそうで、
この物語の主人公である五人の姉妹の境遇を、
皮肉に表したタイトルであると言えます。



イスタンブールから1000キロも離れた田舎の村。
両親を早くに亡くした五人姉妹は、
祖母と叔父に育てられていました。


美しい姉妹はのびのびと成長し、
学校帰りに同級生の男の子たちと無邪気に遊んだりも
するのですが、
そんな姉妹の行動を祖母や叔父は「不埒」と非難します。


祖母や叔父にとって大切なのは、
五人を処女のまま嫁に出すこと。
少女たちの自由な意思など全く認めてはいません。


やがて祖母と叔父は五人を自宅に軟禁し、
学校にも行かせることなく、
花嫁修業に務めさせるようになります。


長女、次女と順番に縁談が持ち込まれ、
瞬く間に嫁ぎ先が決まっていきますが、
まだ幼い末っ子のラーレは、
自分たちがそんな人生を強制させられていることに
疑問を感じ、反発を覚えていきます・・・・・・。



といった感じのお話です。
ストーリーを読むと、
フェミ臭プンプンのお話かと思われるかもしれませんが、
そんなことはありません。
女性の権利がーとか、
女性差別的な家父長制度がーとか、
確かに考えられなくもないのですが、
それ以上に、
美しいものが美しいままでいられないことを悲しむ気持ち、
美しいものをただ単純に愛でる気持ちが
この映画を観ていると刺激されます。



五人の姉妹はとにかく美しいんです。
最初登場したときには、
全員同じ髪型しているし、
見分けつくかなあと不安になったのですが、
一人一人のキャラクター設定がしっかりしているので、
すぐに見分けが付くようになります。


それぞれに性格が異なってはいるけれど、
どの子もみな、無邪気で、純粋で美しい
すらりと伸びた手足は、
エロティックな妄想を拒否するほどの
神々しい美しさを放っています。



その美しさが、古い制度によって失われてしまう、
それをただ単純に、惜しい、もったいないと思う気持ちを持つことは、
フェミニズムとかそういう主義主張を超えて、
実に自然な感情だと、私は思うんです。



『裸足の季節』の季節を観ている途中で、
ソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイズ』を思い出しました。



ファンの方がいたらごめんなさい、
私、『ヴァージン・スーサイズ』が大嫌いです。
雰囲気だけを楽しむ、クソファッション映画だと思っています。
ファンの方がいたらごめんなさい。
でも、嫌いなものは嫌い。


今回、『裸足の季節』を観て、
その中で『ヴァージン・スーサイズ』を思い出して、
改めて『ヴァージン・スーサイズ』ってクソだなあと思いました。
まあ、あの雰囲気が好きなんだよって人もいるだろうし、
映画に何を求めるかで、評価も変わってくるとは思います。
私は、映画をBGMのように観るつもりはないし、
物語を通してつねに何らかの観念を得たいと考えています。


私があまりにも『ヴァージン・スーサイズ』の文句ばかり言うので、
うちの夫が言っていました。
「俺は好きだよ、あの映画。
 だって、あんなに人が死んでるのに、後になんにも残らない。
 それってすごいじゃん」


『裸足の季節』は、確実に後に残る映画です。
美しさを惜しむ気持ちを通して、
小さな怒りや苛立ちが心に生まれる、そんな映画です。


ただきれいな女の子をたくさん観たいだけでもいい、
ぜひ観てみて下さい。
私は、末っ子のラーレがいちばんかわいくて好きでした。
でも、他の4人も本当に魅力的です。



では、今日はこの辺で!
久しぶりに読んでくれてありがとう!
メルシーボークー!
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TALVAR(日本公開未定) [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごです。



またしても香港に行って来ました。
前回はバニラエアで行ったのですが、
今回はANA。
やっぱり機内で映画を観られるっていいですよね〜。
というわけで、
機内で観た映画をご紹介します。

2015年のインド映画
『TALVAR』です!



実際に起こった殺人事件を元に作られた映画だそうで、
【クライムサスペンス】という解説が
冊子には記載されておりました。



とある裕福な医者の家で、
まだ14歳の娘が他殺体で発見されます。
両親は、
行方不明になっている住み込みの使用人を疑うのですが、
その男もすぐ遺体で発見されます。


2人を殺したのは誰なのか、
警察の捜査が始まります・・・・・・。



とこう書くと、
実にシンプルな【クライムサスペンス】のようですが、
私がみなさんにこの映画を紹介したい理由は、
【クライムサスペンス】としての面白さではありません。



面白いのはインド警察の無能さです。
正直、想像を遥かに超える無能っぷりです。


初動捜査に当たった地方警察は鑑識も呼ばず、
指紋も血痕も調べません。
使用人が犯人だろうという思い込みで、
現場もろくに調べないのです。


あまりのひどさに、
中央警察本部が直接捜査の指揮を執ることになります。
担当の刑事は有能で、
次々と新事実を明らかにしていきます。


これで一気に事件が解決するかと思ったら、
重要な証人に暴力を振るってしまい、
事件から外されます。
しかも暴力の件を上司にちくったのは、
信頼していたパートナーで、
「裏切ったなこの野郎!」と大モメになります。



というわけで、
さらに別の刑事が新しい担当になります。
この老刑事、いっけんまともそうに見えるんですが、
現場にまだ幼い孫を連れて行くのが、
捜査を引き受ける条件。
別に孫はコナンくんではありません。
自分以外面倒見る人がいないからだって。



で、この老刑事の捜査結果は
前任の刑事とは正反対で、
どっちの捜査が正しいのか
対決することになります・・・・・・・。



というわけで、
登場する警察官、どいつもこいつも問題アリで、
事件の真相よりもそちらにツッコマズにいられません。
警察がこんな無能な国、絶対ヤダ


んでもって、
結末は実にスッキリしません
実在の事件を元にしているから、仕方がないのかな。
というか、最後まで警察は無能
無能で始まり無能で終わります。
そこが見どころとしか言いようがありません。



日本公開は未定だそうですが、
ビデオスルーで十分じゃないかな・・・・・・・。
DVDが出たら観てもいいと思いますよ。
ツッコミどころ満載で面白いですから〜(*´∇`*)



なお、タイトル『TALVAR』は多分「タンバル」と読みます。
当初容疑者とされた使用人の名前です。



では、この辺で!
またお会いしましょう。
メルシーボークー!
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ちはやふる 上の句 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごです!



随分久しぶりの更新となります。
別に病気をしていたわけでもなく、
元気に映画を観ておりました。


元気に映画をたくさん観ていたせいで、
ブログの更新が滞り、
もういっそのことやめてしまおうか・・・・・・
そんな気持ちにもなったのですが、
まだもうちょっと頑張ろうと思います。


で、
もうちょっと頑張るきっかけとして、
今回からコメント欄を設置することにしました。
気が向いたらコメント付けて下さい。
よろしう(´ω`)ノシ



で、今日は『ちはやふる 上の句』
ご紹介したいと思います。



原作は末次由紀のコミックです。



私は原作の方は未読なのですが、
「このマンガがすごい!」で一位を獲得したり、
講談社漫画賞を受賞したりと、
以前から話題になっていたので
気になっていた作品です。



で、今回映画化されたし、
広瀬すずが可愛いので観に行ったのですが、

いやああああああん、
めっちゃよかったあああああああ!

いやね、私は少女マンガファンで、
もうウン十年と別マを買い続けているのですが、
少女マンガの映画化って、
ガッカリさせられることが多いじゃないですか。
まあ、
大体がガッカリなので観に行かないんですけど、
こういっちゃなんですが、
十代に向けて適当に作った胸キュン映画(クソ)
多いじゃないですか!



でもねえ、
『ちはやふる』は違った!
こういう言い方も失礼かもしれませんが、
ものすごくちゃんとしていました!
ちゃんと丁寧に作られた映画です!



『ちはやふる』は競技かるたを通じた高校生の
友情やら恋を描いた青春物語です。
〈競技かるた〉をいうテーマは珍しいのですが、
それ以外は非常にシンプルです。


部活動を通じて深まっていく友情、
友だち以上恋人未満の幼馴染み・・・・・・
少女マンガではよくある設定ばかり。


でも、だからこそ、
下手に作ったらベタになってしまうんです。
ありきたりのつまらねえ胸キュン映画(クソ)
なってしまうんです!



が、『ちはやふる』は
そんなよくある設定の物語にも関わらず、
〈競技かるた〉じゃなくて他の部活なら
これまでに何度も見たことのあるような、
そんなよくある設定の物語にも関わらず、
青春のあまずっぱさがちゃんと伝わってくる映画に
なっています。



『ちはやふる』が成功している理由は、
何よりもキャスティングだと思います!
とにかくキャスティングが絶妙


もちろん、主役のちはやを演じている広瀬すずは
とにかく可愛いし、元気がいいし、
嫌味のない女子高生を演じられています。


でも、
私はそれ以上に、
脇を固めるメンバーのキャスティングに感心しました。


ちはやと幼馴染みである男子二人。
太一を演じているのは野村周平で、
新(あらた)は真剣佑(まっけんゆう)。
映画を観る前から3人そろって、
よく宣伝でテレビ番組に出ているのを見ました。
正直、
男子二人はイマイチだなあ
そう思っていたんです。


ですがね、
映画の中では二人ともすごくしっくりはまっていて、
っていうか、
宣伝の時と同じ人物には思えませんでした。
あれ、
どっちがアメリカ帰りの方(真剣佑)なの???
って思うくらい、
イメージが違ったんです。


特に真剣佑の方は、
地味でちょっと根暗な感じの新(あらた)に
なりきってて、
バラエティ番組で見せていた軽い感じが
まったくなかったんです!
いい意味で、すごいイモっぽい!
※イモっぽいって死語ですよね、ハイ。



やっぱりねえ、
ババアになりますと、
高校生の色恋って鼻につくことがあるんですよ、
未成年のガキが愛について語ってんじゃねえ、
宿題してクソして寝ろ
そう思っちゃったりもするんですよ。



ですがね、
『ちはやふる』はまったくそんな黒い気持ちは
起こらなかった。
おばちゃん、
すごいピュアな気持ちで見られた!
それは、
俳優陣が皆、
背伸びをしない、
等身大のリアルな高校生を演じていたからだ、
そう思います。
すごく自然な物語で、
普遍的な青春を描いているからこそ、
心がどす汚れたババアも感情移入して見られたんだ、
そう思います。
ババアも大昔に体験した青春が、
『ちはやふる』の中には
ちょっとだけだけどあったように思います。



長くなるので詳しくは触れませんが、
かなちゃん、机くん、肉まんくんも、
全員すごくよかったです。
特に机くんは、
「上の句」の陰の主役と言ってもいいですよね。



「下の句」も楽しみです。
「下の句」は松岡茉優も出るんですよね〜。



では、今日はこの辺で!
これからも、観た映画全部じゃないですけど、
ご紹介していく所存であります!
メルシーボークー!
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クリムゾン・ピーク [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごです!



前回はミア・ワシコウスカ主演の
『イノセント・ガーデン』をご紹介しました(´∀`*)


今回は、やはりミア・ワシコウスカが主演した
『クリムゾン・ピーク』をご紹介します。



この映画は、
ギレルモ・デル・トロが監督した作品です。
デル・トロといえば、
『パシフィック・リム』なんかが有名で、



【鬼才】なんて角書き付きで
紹介されることが多い監督です。


が、私は『パシフィック・リム』は観ていなくて、
(ロボットアクション対戦映画みたいなの苦手だからね)
観たことがあるのは、
『永遠の子どもたち』ぐらいですが、



『永遠の子どもたち』は監督ではなく、
製作総指揮を担当していました。


でも、
『クリムゾン・ピーク』も、
『永遠の子どもたち』と似たような雰囲気を持っていた
ように思います。
簡単に言っちゃうと、
ゴシックホラー系の映画です。



物語の舞台は20世紀初頭のニューヨーク
第一次世界大戦の前後でしょうか。
少女・イーディスは霊感が強く、
幽霊からメッセージを受けることができます。
亡くなった母親がイーディスの前に現れ、
「クリムゾン・ピークに気を付けろ」
と訴えますが、
そのときのイーディスにはその意味が分かりませんでした。


美しい女性に成長したイーディス
裕福な実業家である父親は、
イーディスを、旧知の仲である青年医師・アラン
結婚させたいと考えていますが、
小説家を目指すイーディスは、
結婚よりも自立した女性として生きることを望んでいます。


そんなある日、
イギリスからトーマス・シャープと名乗る男がやってきました。
自身の発明した掘削機に投資をしてほしいと、
イーディスの父親の元をやってきたのです。
トーマスは、姉のルシールとともに、
イギリスからはるばるアメリカにやってきましたのですが、
イーディスの父親は、
掘削機への投資を断りました。


その一方でイーディスは
自分の小説を評価してくれたトーマスに惹かれ、
2人は次第に恋仲に堕ちていきます。
しかし、
イーディスの父親は
トーマスとルシール姉弟に不信感を覚え、
身辺調査を探偵に依頼しました。
その調査結果を知らされた父親は
すぐに帰国し、イーディスの前から立ち去るように
トーマスにきつく言いつけます。


その夜、何者かによってイーディスの父親が
殺されてしまいます。
哀しみに暮れるイーディス。
その哀しみを癒してくれたのは、
やはりトーマスの存在でした。
イーディスはトーマスのプロポーズを受け、
ともにイギリスに戻ることにします。


粘土質の土壌で真っ赤にそまった大地
その大地にぽつんと建つトーマスの屋敷は、
修繕する費用もなく、
屋根の中央部がぽっかりと穴の開いているような状態です。
そのボロボロの屋敷で、
トーマス&ルシール姉弟と暮らし始めたイーディス。


幸せな新婚生活が待っているかと思われたのですが、
次第にイーディスは体調を崩し、
弱っていきます。
さらには、屋敷内で
イーディスに何かを訴えかけようとしている幽霊
の姿を見るようにもなります。


やがて、
イーディスはトーマスの過去を知ることになるのです・・・・



といった感じのお話で、
説明するとちょっと長くなってしまいました。
まとめると、
素敵な異国人男性と結婚したけど、 なんだか秘密があるみたい、 その秘密を幽霊が教えてくれるみたいなの〜!

っていう感じでしょうか。
情緒もクソもないまとめかたですね(´ω`)



まあ、この映画は、
物語が素晴らしいというよりは、
その独特の雰囲気が素晴らしい映画で、
物語それじたいはそれほど印象に残りません。


いや、トーマスの正体が何なのか
それはすごい気になりますよ。
でも、
実際正体が分かってしまうと、
それほど驚かされるものもでもないし、
そこにはさほど重きは置かれていないんじゃないかなと思います。


それよりも、
映像が作り出す幻想的な雰囲気
異界に取り込まれていくような不思議な感覚
それらを作り出すことにこそ、
この映画は力を注がれているんじゃないかなあと、
ババアは思うわけです。


なんだか、
初めてディズニーランドのホーンテッド・マンションに入ったときのような、
そんな不思議なワクワク感と恐怖感
味わえる映画でした。



ミア・ワシコウスカ目当てで観に行ったわけですが、
ミアはやっぱり可愛かったですよ。
でも、それ以上に印象的だったのが、
トーマスの姉・ルシールを演じた、
ジェシカ・チャステインの妖艶さです。


彼女が出演した映画は
『ヘルプ』とか『ツリー・オブ・ライフ』などなど、



これまでにも色々と観ているのですが、
正直、あまり記憶に残っていません。
・・・・・・と思ったら、
『ツリー・オブ・ライフ』観てなかった(´ω`)
またしても、
『ファミリー・ツリー』と間違ってた・・・・・・(*´ω`*)イヤン


まあ、それはともかく、『クリムゾン・ピーク』を観て
ジェシカ・チャステインを確実に海馬にインプットしました。
純粋で教養もあるお金持ちのお嬢さま・インディアの
物語としてではなく、
ルシールの物語として読み替えてみると、
『クリムゾン・ピーク』って
全然違う、悲しい物語として読めると思うんですよね。


愛してはいけない男性を愛してしまった女性の物語、
自分の愛する男性が他の女性と過ごすのを、
じっと耐えて見ている女性の物語。
ルシールはとても悲しいけれど、
愛に生きるが故に、とても恐ろしい女性だとも思います。



では、今日はこの辺で★
また近いうちにお会いしましょう。
メルシーボークー!

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イノセント・ガーデン [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごっちです!



最近気になる女優さんがいます。
ミア・ワシコウスカです。

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オーストラリアの女優さんですが、
『アリス・イン・ワンダーランド』
アリスを演じたことで、
一躍有名となりました。



が、私はこの映画は観ていません。
ディズニーとジョニー・デップという組み合わせが
大嫌いなんです。
どれくらい嫌いかって、
スピルバーグとトム・ハンクスの組み合わせくらい
嫌いです。



私がミア・ワシコウスカを初めて見たのは、
『嗤う分身』でした。



ものすごいキュートな顔立ちなのに、
何だかちょっと反骨的な雰囲気もあるところが、
どうにも気になって仕方がない、
そう思いました。



で、ミア・ワシコウスカ祭を開催してみました。
いや、祭ってほどじゃないんですけどね。
ミア・ワシコウスカが出演している映画を
2本続けて観たのでご紹介致します。


あ、
『アリス・イン・ワンダーランド』は観ませんでしたから(´ω`)
まあ、いつか観るかもしれないけどね。



というわけで、
『イノセント・ガーデン』です。



この映画は、ハリウッド映画ではありますが、
監督は韓国人です。
『オールド・ボーイ』を撮ったパク・チャヌク
ハリウッド進出第一作として製作した作品です。


アジア人監督が撮った作品だからでしょうが、
独特のヌメッとした雰囲気のある作品となっていました。



物語は、インディアの18歳の誕生日に
父親が謎の事故死をしたところから始まります。


インディアと父親は仲がよく、
インディアが幼いころから、二人でよく狩りに出ていました。
一方、インディアと母親・エヴィはどうも折り合いが悪く、
インディアは母親に心を許していません。
また、
インディアは学校でクラスの男子にいじめられており、
父親という唯一の理解者を失い、
たまらない孤独を感じることになります。


そんなときにインディアの前に現れたのが、
父親の弟・チャーリー
チャーリーという弟がいたことを、
インディアもエヴィも知りませんでした。
チャーリーはインディアの家に同居するようになり、
チャーリーとエヴィは急速に接近していきます。


一方、インディアも叔父・チャーリーに興味を持ち始めます。
父親を失って孤独なインディアは、
チャーリーに肉親的とも異性的とも言える愛情
感じるようになります。


が、その一方で、
インディアの周辺に不思議なできごとが起こり始めます。
長年屋敷で働いていたメイドの失踪に続き、
屋敷を訪ねてきた大叔母もまた行方が分からなくなります。


二人の失踪はチャーリーと関係があるのではないか、
チャーリーには隠された過去があるのではないか、
そう疑いながらも、
インディアはどんどんチャーリーに惹かれていくのです・・・・・・



といった感じのミステリーとなっています。
が、
正直、ミステリーとしてのオチはたいしたことなくて、
どんでん返し! ということはありません。


この映画が素晴らしいのは、
ヌメッとして淫靡な雰囲気です。


インディアがチャーリーに対して感じる感情は、
言ってみれば近親相姦的な感情で、
タブーとも言える感情です。
しかも、
過去に何があったかわからない叔父に惹かれるということは、
それじたいもまたタブーであり、
二重の意味でタブーの感情
インディアは支配されていくわけです。


そのタブーの感情に支配されていく少女を、
ミア・ワシコウスカはエロティックに演じています。
惹かれてはいけない、
好きになってはいけない、
近付いてはいけない、
それは分かっていても惹かれてしまう、
好きになってしまう、
近付いてしまう、
抵抗することのできない感情、欲情を持った少女、
もはや無垢ではない少女を、
ミア・ワシコウスカが実にうまく演じているのです。



チャーリーを演じているのはマシュー・グード

Matthew_Goode_2014.jpg

好みの問題でしょうが、
私はあまりかっこいいとは思いません。


ですが、だからこそ、
インディアの持つ抵抗できない欲情が感じられ、
よりいっそうエロティックに感じました。


だって、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが叔父さんだったら、
欲情して当たり前で、
どうやってパンツ脱がそうか悶々とするでしょ?
それが健全な欲望ってもんでしょ?
え?
好みの問題?
ああ、そうですかー('A`)



母親のエヴィを演じたのは、
やはりオーストラリア出身女優である、
ニコール・キッドマン


最近さすがに老いが感じられるなあと思っていたのですが、
この作品では、非常に美しかった。
まさに美魔女
若いときは理知的な女性の役が似合ったのですが、
年を重ねて、
むしろちょっとおバカさんな女性の役が似合うように
なってきたように思います。



そうそう、この映画の原題は『Stoker』
あのストーカーのことかと思ったら綴り違いで、
インディアのでした。
インディアの姓ってことは、
エヴィもチャーリーも姓はストーカーなわけで、
その姓をタイトルにしているってことは、
やはり近親相姦的なタブーを表そうとしているのかな、
と思いました。


ただ、調べてみたら、
Stokerという単語には、
機関車なんかに石炭をくべる「火夫」という
意味もあるんですねえ。


Stokeという動詞は
「火をたく」「燃料をくべる」なんて意味を持っていて、
ここに何らかの意味を見出していいのか、
それは単なる深読みのし過ぎなのか・・・・・・・
教えてエロい人〜!



というわけで、
映像がとても美しく、
上品なエロスを湛えた作品でした(´∀`*)
ミア・ワシコウスカはもともとはブロンドですが、
この作品の中では黒髪にしています。
黒髪も似合ってて、かわいいですよ〜!


では、この辺で。
また近いうちにお会いしましょうね〜!
メルシーボークー!


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