FARGO ーファーゴー（テレビドラマ）：真っ黒いおなかん中。：SSブログ

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FARGO ーファーゴー（テレビドラマ）　[好き放題の映画レビュー] [編集]

みなさん、こんにちは！
腐りかけのりんごっちです！

12月だというのに、寒いですねえ！
私はすでにヒートテック２枚重ねになっています。
それでも寒いときはぬくりんこ！

背中に一枚貼るだけで、
かなり寒さを凌げます♪

さて、寒い季節になると観たくなるのが、
映画『ファーゴ』です！

私は、コーエン兄弟の作品の中でも、
この『ファーゴ』が特に好きで、
これまでに何度も繰り返し観ています。
何とも言えない魅力のある作品ですよね！

そしたらあなた、
なんとまあ、
『ファーゴ』が連続テレビドラマに
なったって言うじゃないですか！

ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・！
（興奮が抑えきれない）

今月から、
スターチャンネルで独占放送が始まりました！
け、契約しててよかったよボク！
ありがとうスターチャンネル！

とりあえず第１話を観たので、
その内容を、
映画版と比較しながらご紹介したいと思います。

第１話の内容を最後までご紹介することになるので、
ネタバレは嫌や！
という方は、そっ閉じをオススメします！

さて、映画版の『ファーゴ』は、
ノースダコタ州のファーゴという都市と
その周辺を舞台にしています。
"ファーゴ”というのは地名なんですね〜。

ミネアポリスで暮らす冴えない中年男・ジェリーが、
多額の借金を返すために、
自分の妻を誘拐するように男たちに依頼、
妻の父親から身代金を巻き上げて終わるはずが、
想定外の事態へと進展し、
多くの死人が出る、というお話です。

映画の冒頭で「この映画は事実に基づいている〜」と
テロップが出るのですが、
このテロップ自体がフィクションで、
実際に映画のような事件があったわけではありません。

では、ドラマ版はどのようなお話なのか、
映画版と比較していきましょう。
ドラマ版も、冒頭で「この映画は事実に基づき〜」と
出てきました！
この段階で映画版のファンはニヤニヤしちゃいますよね〜！
さて、それ以外はどうでしょうか〜(ﾟ∀ﾟ)

（１）【物語の舞台】
物語の舞台は、
どちらもノースダコタ州ファーゴの近くです。
そう、実はファーゴが舞台ではないんですよね。
映画版のジェリーが住んでいるのはミネソタ州ミネアポリス。
Googleマップによりますと、
ミネアポリスからファーゴへは、
車で３時間半ほどだそうです。

ドラマ版ファーゴの撮影時には、
気温がマイナス30度から40度まで下がることもあったそうで、
バナナで釘が打てるレベルです。
想像もつかない寒さですよねえ。

（２）【主人公】
映画版の主人公ジェリー・ランディガードは、
自動車販売会社の営業担当です。
演じていたのはウィリアム・H・メイシー。

もうね、顔を見ただけでこいつダメだ、
こいつうだつが上がらないだろうと思えます。

一方、ドラマ版の方の主人公は、
レスター・ナイガード。
生命保険会社の社員です。
演じているのは、マーティン・フリーマン。

映画版のジェリーよりは
しっかりしているように見えますが、
やはり仕事でもプライベートでも
うだつのあがらない男です。
ジェリーが客にクレームを付けられているシーンと、
レスターが客に保険をセールスしているシーンは、
対になっているので、
映画版を観てからドラマを観ると楽しめます。

（２）【主人公の家族】
映画版のジェリーは、妻との間に子どもがいます。

妻の父親はお金持ち。
妻の父親は、うだつの上がらないジェリーを馬鹿にしていますが、
ジーンはジェリーの仕事ぶりなど、
あまり気にしていないようです。

息子のスコティは、
お年頃でちょっと生意気な面もありますが、
母親が誘拐されたと知ったときには
涙を流して心配するなど、かわいらしい男の子です。
ジェリーの息子にしてはイケメンですしね！

ドラマ版のレスターは、
結婚していますが子どもはいないようです。
妻は何かとレスターを馬鹿にし、
嫌味ばかり言っています。

レスターの弟・チャズが仕事もできて、
積極的に家のことも手伝ってくれるので、
レスターと比較して、何かとレスターに文句を言うのです。

が、チャズの息子のゴードーは、
自閉症の可能性があると医師から言われています。

（３）【悪人】
「悪人」という表現が適切かは悩むところですが、
主人公が犯罪に巻き込まれるきっかけになる人物のことです。
映画版では、
ジェリーは二人の男に妻の偽装誘拐を依頼しました。

カールとゲアです。
スティーブ・ブシェミ
ピーター・ストーメアが演じました。

一方、ドラマ版では、
レスターが依頼したわけではないのですが、
偶然知り合ったローン・マルヴォが
レスターのために殺人を犯します。
演じているのは、ビリー・ボブ・ソーントン。

なぜか前髪パッツンになっています。
さすが、アンジェリーナ・ジョリーを嫁にした男です。

（４）【警官】
事件の捜査を担当する警官についてです。
映画版では、
フランシス・マクドーマンド演じるマージが、
事件を担当していました。

マージは警察署長であり、
しかも、出産を控えた妊婦でもありました。
売れない絵描きの夫との生活が、
微笑ましく描かれていましたよね〜(´∀｀*)

ドラマ版では、
男性署長と女性副署長のコンビが、
事件を担当します。
今回は、男性署長の妻が妊娠中という設定です。
が、
この署長、第1回で死んでしまいます。
今後は副署長であるモリーが中心となって、
捜査をしていくことになるようです。

警官役として、コリン・ハンクスも出演してるので、
今後、捜査に大きく関わってくる可能性もあります。

（５）【事件のきっかけ】
映画版では、主人公自ら、偽装誘拐を計画しました。
カールとゲアを雇ったのも主人公です。
が、
ドラマ版の方では、
主人公が依頼したつもりはないのに、
ローンが勝手に行動を起こしてしまいます。
ただ、
映画版のジェリーは、
彼自身が直接手を下して人を殺すことは
ありませんでした。
多くの死者が出ましたが、
殺したのはすべてカールとゲアです。

しかし、ドラマ版では
第１話の段階でレスターは自ら人を殺してしまいます。
この点で、映画版とは大きく異なります。
映画版は、
自分はちょっとした計画を立てただけなのに、
その計画によって多くの殺しが起きる、
自分の知らないところで殺人事件が発生する
というところに面白さがありました。

が、ドラマ版では、
主人公自ら、殺人の当事者になっているのです。

以上、５つの点で比較してみました。
まだドラマ版は１話しか観ていないので、
これから先観ていくと、
映画版との共通点、相違点が
他にも出てくるかもしれません。

とりあえず、１話だけ観た段階での感想は、
すっげえ、この先の展開が楽しみ！！！！
です(´∀｀*)
さすがアメリカ、
テレビドラマと言っても、
かなりしっかり作られています。
映画『ファーゴ』の世界観は受け継がれているものの、
物語はまったく違った展開を見せそうです。

ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・！

あああああ、漲ってきたあああああ！

というわけで、
テレビドラマ『FARGO ーーファーゴーー』を
ご紹介致しました！
寒い季節にピッタリのドラマです。

では、今日はこの辺で〜♪
ﾒﾙｼｰﾎﾞｰｸｰ！