舟を編む [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごです!


早いもので、
1月も今日で終わりです。
2016年も残り11ヶ月ですね。


昨日は、遅まきながら、
初詣に行って来ました!
おみくじを引いたんですが、
何と、人生初の


一緒に行った相方と友人は二人とも大吉!
迷信とかあんまり信じないのですが、
おみくじの裏に英語で
Bad Luck」と書かれていたのは
なんだか凹みました。


まあ、そういうことなんだろうけど、
凶って言われるより、
Bad Luckって言われた方が直裁的な感じがして、
何か、救いようのない感じ('A`)


気分悪いので、結んで帰ってきました。
待ち人は来ないし、
訴訟しても負けるってよ!
アハハハハハハハハ!



さて、今週末も映画を観ました。
まずは、
『舟を編む』です



原作は三浦しをんの小説で、
本屋大賞を受賞したことで話題になりました。
読みたいなあとは思っていたのですが、
いまだ読んではおりません。


9い
物語の舞台は出版社の辞書編纂部
主人公である馬締(マジメ)光也が、
編纂部に異動になるところから
物語は始まります。


辞書の編纂には十年以上の年月が掛かります。
辞書の編纂作業を通じて、
馬締も精神的に成長し、
人付き合いが苦手だった馬締は、
想いを寄せる女性に気持ちを伝えるようにまでなります。



130分以上ある長い映画ですが、
堅実に丁寧に作られている、という印象を受けました。
浮き足立っていない感じがいいです。
辞書を作る姿勢と同じですね。



私は幼いころから【ことば】に興味があるので、
辞書編纂作業には非常に興味を持ち、
自分もやってみたいと思いました。
まあ、もう今さらですけどね。



主人公を演じたのは松田龍平
地味で不器用なマジメくんをよく演じていたと思います。
ですが、
改めて俳優としてのすごさを感じさせられたのは、
加藤剛でした!


物語の始めから終わりまでに十数年の月日が経過するので、
それだけ登場人物も年を取ることになります。
登場人物の中で、
正しく年齢を重ねている印象を受けたのは、
加藤剛だけでした。
きちんと年を取っている、
年を取っている演技をしていたのです。


正直、他の登場人物は、
髪型が変わっている程度で、
年齢的な成長や、老化は感じられませんでした。
その中で、加藤剛の存在によって、
物語の時間の経過が明確になっていました。


やっぱすげえなあ、加藤剛!



この作品、
日本アカデミー大賞で作品賞を受賞しているんですね。
日本アカデミー大賞というのが、
どの程度の価値を持つのか分かりませんが、
こういう、いい意味で地味な、堅実な作品が
評価されるというのはいいことだと思います。


アクション映画とかファンタジー映画では
どうしてもハリウッドには勝てませんから。
日本映画は、
日本映画としての個性を十分に持っていて欲しい、
そう思っています。


割合的には洋画の方を多く観ていますが、
日本映画にも、ちゃんと興味を持っています。



では、今日はこの辺で〜。
珍しく3日連続でブログ更新しました!
明日もがんばるぞー!(多分)
メルシーボークー!

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