ゆりかごを揺らす手 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごおばちゃんだよ!



さて、前置きなしで参ります。
本日は、
『ゆりかごを揺らす手』のご紹介です!



1992年のアメリカ映画です。
もう20年以上も前の映画なんですね〜。
でも、何度観ても面白い、
とてもよくできたサスペンス映画です!
自信をもってオススメします!



第二子を妊娠中のクレアは、
新しい婦人科医の診察を受けます。
が、その医師の診察は、
どう考えても診察とは思えない内容でした。
なぜかまさぐるように乳を触ったり、
太ももをさわさわしたり・・・・・・。


クレアは夫のマイケルと相談して、
その医師の行為を医師会に訴えることにしました。
クレアの訴えに応じる形で、
他の患者も同医師のセクハラ行為の訴えを起こしました。


窮地に追い詰められた医師は自殺
妊娠中だった医師の妻は、
ショックのあまり妊娠していた子を早産してしまいます。
さらに、生まれた子は出産直後に死亡、
医師の妻は子宮を摘出することになり、
二度と子どもを産むことができなくなってしまいます。


一方、クレアは、
無事、第二子の長男・ジョーを出産、
家族四人、平和に暮らしていました。
そろそろ植物園での仕事に戻ることを考え、
一家は乳母を雇うことにします。
そこに現れた一人の女性。
クレアとマイケルはその女性を気に入り、
住み込みで雇うことにしました。


が、その女性こそ、
セクハラ医師の妻・ペイトンだったのです!
クレア一家に忍び寄る魔の手!
ペイトンの狙いとは果たして何なのか・・・・・・・!



というわけで、
いわゆる、逆恨み系のサスペンスです。


が、この映画、非常に脚本がよくできているんです。
ペイトンは少しずつクレア一家を侵略していくのですが、
その侵略の仕方がうまい!


ネタバレになるので具体的には書きませんが、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
クレアの家庭での立場を悪くしていって、
クレアの立場に成り代わろうとしていくんです。
そのジワジワ侵略していく様が本当に自然なんです。
これが自然じゃないと、
主人公に共感できなくなってしまいますからね〜。



また、ペイトンの正体に最初に気付く人物が、
クレアの家で柵を作る仕事をしている知的障害者の黒人なんです。
すごく優しくて真面目な人物なんですが、
やはりハンディキャップを持っているため、
あっさりとペイトンにしてやられ、
一家から追い出されてしまいます。
その歯痒さったらもう!



さらに、クレア自身がぜんそく持ちとして
設定されているんです。
何かショックなことがあると発作を起こしてしまい、
薬を吸入しないと動けなくなってしまうんです。
この設定もうまい。
動くべきときに動けない歯痒さがたまらない!!!!



20年前の映画ですが、
ちっとも古びていません。
キャストの中では、
クレアの親友役として出演しているジュリアン・ムーア
一番有名な俳優かな。


一つとして無駄なシーンのない
非常によくまとまった映画です。
唯一難を付けるなら、
最後がアッサリ過ぎるところかな。
あと5分粘ってもよかったかなと思います。



というわけで、
懐かしい映画を紹介しました!
絶対面白いから、
古い映画だからといって敬遠せずに
観てみて下さいね〜(´∀`*)


では、この辺で〜。
読んでくれてありがとう★
メルシーボークー!

Twitterやってます〜(´∀`*)
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