イノセント・ガーデン [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごっちです!



最近気になる女優さんがいます。
ミア・ワシコウスカです。

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オーストラリアの女優さんですが、
『アリス・イン・ワンダーランド』
アリスを演じたことで、
一躍有名となりました。



が、私はこの映画は観ていません。
ディズニーとジョニー・デップという組み合わせが
大嫌いなんです。
どれくらい嫌いかって、
スピルバーグとトム・ハンクスの組み合わせくらい
嫌いです。



私がミア・ワシコウスカを初めて見たのは、
『嗤う分身』でした。



ものすごいキュートな顔立ちなのに、
何だかちょっと反骨的な雰囲気もあるところが、
どうにも気になって仕方がない、
そう思いました。



で、ミア・ワシコウスカ祭を開催してみました。
いや、祭ってほどじゃないんですけどね。
ミア・ワシコウスカが出演している映画を
2本続けて観たのでご紹介致します。


あ、
『アリス・イン・ワンダーランド』は観ませんでしたから(´ω`)
まあ、いつか観るかもしれないけどね。



というわけで、
『イノセント・ガーデン』です。



この映画は、ハリウッド映画ではありますが、
監督は韓国人です。
『オールド・ボーイ』を撮ったパク・チャヌク
ハリウッド進出第一作として製作した作品です。


アジア人監督が撮った作品だからでしょうが、
独特のヌメッとした雰囲気のある作品となっていました。



物語は、インディアの18歳の誕生日に
父親が謎の事故死をしたところから始まります。


インディアと父親は仲がよく、
インディアが幼いころから、二人でよく狩りに出ていました。
一方、インディアと母親・エヴィはどうも折り合いが悪く、
インディアは母親に心を許していません。
また、
インディアは学校でクラスの男子にいじめられており、
父親という唯一の理解者を失い、
たまらない孤独を感じることになります。


そんなときにインディアの前に現れたのが、
父親の弟・チャーリー
チャーリーという弟がいたことを、
インディアもエヴィも知りませんでした。
チャーリーはインディアの家に同居するようになり、
チャーリーとエヴィは急速に接近していきます。


一方、インディアも叔父・チャーリーに興味を持ち始めます。
父親を失って孤独なインディアは、
チャーリーに肉親的とも異性的とも言える愛情
感じるようになります。


が、その一方で、
インディアの周辺に不思議なできごとが起こり始めます。
長年屋敷で働いていたメイドの失踪に続き、
屋敷を訪ねてきた大叔母もまた行方が分からなくなります。


二人の失踪はチャーリーと関係があるのではないか、
チャーリーには隠された過去があるのではないか、
そう疑いながらも、
インディアはどんどんチャーリーに惹かれていくのです・・・・・・



といった感じのミステリーとなっています。
が、
正直、ミステリーとしてのオチはたいしたことなくて、
どんでん返し! ということはありません。


この映画が素晴らしいのは、
ヌメッとして淫靡な雰囲気です。


インディアがチャーリーに対して感じる感情は、
言ってみれば近親相姦的な感情で、
タブーとも言える感情です。
しかも、
過去に何があったかわからない叔父に惹かれるということは、
それじたいもまたタブーであり、
二重の意味でタブーの感情
インディアは支配されていくわけです。


そのタブーの感情に支配されていく少女を、
ミア・ワシコウスカはエロティックに演じています。
惹かれてはいけない、
好きになってはいけない、
近付いてはいけない、
それは分かっていても惹かれてしまう、
好きになってしまう、
近付いてしまう、
抵抗することのできない感情、欲情を持った少女、
もはや無垢ではない少女を、
ミア・ワシコウスカが実にうまく演じているのです。



チャーリーを演じているのはマシュー・グード

Matthew_Goode_2014.jpg

好みの問題でしょうが、
私はあまりかっこいいとは思いません。


ですが、だからこそ、
インディアの持つ抵抗できない欲情が感じられ、
よりいっそうエロティックに感じました。


だって、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが叔父さんだったら、
欲情して当たり前で、
どうやってパンツ脱がそうか悶々とするでしょ?
それが健全な欲望ってもんでしょ?
え?
好みの問題?
ああ、そうですかー('A`)



母親のエヴィを演じたのは、
やはりオーストラリア出身女優である、
ニコール・キッドマン


最近さすがに老いが感じられるなあと思っていたのですが、
この作品では、非常に美しかった。
まさに美魔女
若いときは理知的な女性の役が似合ったのですが、
年を重ねて、
むしろちょっとおバカさんな女性の役が似合うように
なってきたように思います。



そうそう、この映画の原題は『Stoker』
あのストーカーのことかと思ったら綴り違いで、
インディアのでした。
インディアの姓ってことは、
エヴィもチャーリーも姓はストーカーなわけで、
その姓をタイトルにしているってことは、
やはり近親相姦的なタブーを表そうとしているのかな、
と思いました。


ただ、調べてみたら、
Stokerという単語には、
機関車なんかに石炭をくべる「火夫」という
意味もあるんですねえ。


Stokeという動詞は
「火をたく」「燃料をくべる」なんて意味を持っていて、
ここに何らかの意味を見出していいのか、
それは単なる深読みのし過ぎなのか・・・・・・・
教えてエロい人〜!



というわけで、
映像がとても美しく、
上品なエロスを湛えた作品でした(´∀`*)
ミア・ワシコウスカはもともとはブロンドですが、
この作品の中では黒髪にしています。
黒髪も似合ってて、かわいいですよ〜!


では、この辺で。
また近いうちにお会いしましょうね〜!
メルシーボークー!


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