Ted2 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごっちです!



急に秋っぽくなりましたねえ。
私はここ数日、くしゃみが止まりません!
風邪引いたのかなと思ったのですが、
アレグラを飲むと止まるので、
どうやら、
何かに反応しているようです。
ブタクサとかですかねえ。
やだやだ('A`)



さて、映画です。
『Ted2』を観てきましたよ!



私、テッド大好きなんです!
めっちゃかわいいですよねえ。
もちろん、前作も観ましたが、
可愛い顔してエグいところとか、
もうまさに、ツボ! でしたよ。



久しぶりにテッドに会えるので、
もう始まる前からワックワク
オープニングで、
テッドがたくさんのダンサーを従えて、
『コーラスライン』みたいなダンスを
繰り広げるのですが、
もうねえ、
(*゚∀゚)=3 ムッハー!!!!!



映画館が暗くてよかった!
私、完全に変態でしたから!
女子高生をイヤらしい目で舐め回すように見る、
オッサンのまなざしでしたから!



テッド、クソかわえええええええええ!



今回のテッドは、結婚します。
スーパーで知り合ったタミと結婚するのですが、
夫婦喧嘩が続き、離婚の危機を迎えます。
そこで、
子どもを作ることにしたのですが、
タミはドラッグのやりすぎで子どもができない体と判明。



それならば養子をとればいいと考えたのですが、
人間ではないテッドには養父になる権利が与えられません。



自分はモノではない、人間だ
そう訴えるテッドは裁判を起こすことにします。
裁判を担当する弁護士は、
新人・サマンサ
果たして、裁判にテッドは勝つことができるのか・・・・・


といった感じのお話です。



さて、何度も言っているように、
私はテッドが大好きです。
可愛くって仕方がない。
だから、テッドの顔や姿を見ているだけで、
もう幸せでたまらないんです。
ですから、
ここではあえて、
テッドがあの可愛いテッドではなく、
日本人にはその魅力がまったく伝わらない、
キャベツ人形であったら、
という前提で映画を捉えていきたいと思います。



なんでそんなことするのかって?
可愛い顔に騙されないようにするためだよ!



まず、
全体的に色々詰め込みすぎている
という印象を受けました。
面白いシーンは全部入れておきたい、
そう考えたのかもしれませんが、
ハードディスクを処分するために
わざわざ海に潜るシーンとか、
お笑いのライブを観に行くシーンとか、
まあ、別に要らないよね。
小さいエピソードをあれやこれやと
詰め込みすぎたせいで、
通して観ると、
全体的なまとまりに欠ける、
ツギハギ感の否めない出来映えになっていました。



さらに、
これが一番気になった点ですが、
何か、今回のテッドは、
破天荒さとか自由さと、
弱いものいじめを混同している気がしました。
全体的に、
弱者を笑う、そんな傾向が強いのです。


一番気になったのが、
コミコンでのオタクいじめです。
これはテッドがいじめるわけではないのですが、
罪もない、コミコンに遊びに来ているオタクを
面白いという理由でいじめる、
そういうシーンが続きました。
足を引っ掛けて転ばせるといった、
低次元レベルのいじめを、
大の大人が繰り返し行っているのです。


このコミコンのシーンは、
正直、観ていて不快でした。



同様に、
ジョギングをしている人に、
屋上からリンゴを投げつける遊び、
お笑いライブでネタの進行を妨げる遊び、
これらは、
観ていて決して気持ちのいいものではありません。



人間として認められたい、
そう考えるテッドの姿を、
クンタ・キンテと重ね合わせる、



そんなシーンも観られましたが、
イヤイヤイヤ、クンタ・キンテとは違うでしょう!
むしろ、
テッドのやってることって、
クンタ・キンテを迫害した白人と同じですよ!



・・・・・・・・と考えて、
もしかして、
これらのテッドの暴挙は、
逆説的に【人間らしさ】【アメリカ人らしさ】
証明しようとしているのではないか、
そうも考えてみました。


弱者をいじめて笑う、
それこそ、人間らしいじゃないか!
人間なんてそんな立派なもんじゃねえ、
人間はそもそもクソなんだよ!
そういうメッセージが込められているのかもしれないと・・・・・・


自分はクンタ・キンテを迫害する側なのに、
都合のいいときだけ、
クンタ・キンテ側にいる被害者だと主張する、
テッドの身勝手さ。
そんなテッドこそ、
愚劣な人間全ての象徴である!


・・・・・・・・・・深読みしすぎですかね?



もう一つ気になったのが、
ドラッグの描写です。
私はドラッグはやらない主義ですが、
正直、やってみてえと思いましたよ。
それくらい、
ドラッグが楽しそうに描かれている。


タミのようなドラッグの被害者もいますが、
相変わらずテッドはジョンとドラッグばっかりやってるし、
弁護士のサマンサとも、
ドラッグを通じて親しくなっていきます。
日本とはドラッグに対する考えが違うんでしょうが、
にしても、
あまりにドラッグを肯定的に描きすぎてるのでは?
と思いました。


まあ、本来は法律違反であるドラッグを
弁護士までがどうどうと吸うというところに
笑いを見出そうとしているんでしょうけどね。
それは分かるんですけどね。



とまあ、
テッドを不細工なキャベツ人形と捉えることで、
可愛さにだまされることなく、
映画を批評してきました。
映画全体の出来映えとしては、
前作と比べはるかに劣ります
それは間違いありません。


ですが、
私は嫌いじゃないですよ。
前作が面白すぎてハードルが上がりすぎなんです。
むしろ、
この、不謹慎きわまりない路線を極めていってほしい、
そう思います。
弱いものいじめは、もう今回だけにしてほしいですけどね。



ですから、
子どもでも観られるように編集し直したバージョンとか、
マジ要らねえわ!
『2』の公開前にテレビのゴールデンタイムで
前作が放送されてたけど、
いやいや、それもう『Ted』じゃねえし!


PLAZAでテッドグッズとか売ってるし、
お子ちゃまにもアピールしなきゃいけないのかも
しれませんけどね、
『Ted』は子どもが観る映画じゃないんです。
大人のために作られた、
オゲレツファンタジーです!
アメリカでも、お子ちゃまバージョン公開されてるんですかね?
要らねえ! 要らねえよ!
ガキに媚びるんじゃねえ!



というわけで、
今日はここらで終わりにします。
寒くなってきたので、
テッドをモッフモフしたいですね!


では!
今日も読んでくれてありがとう。
メルシーボークー!
ted おれのBIGモフモフぬいぐるみ

ted おれのBIGモフモフぬいぐるみ

  • 出版社/メーカー: ぬいぐるみ
  • メディア:



Ted2 ぬいぐるみXL プレミアム 53㎝ テッド

Ted2 ぬいぐるみXL プレミアム 53㎝ テッド

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー



ted テッド おれのBIGモフモフエプロンぬいぐるみ  特大約48cm

ted テッド おれのBIGモフモフエプロンぬいぐるみ  特大約48cm

  • 出版社/メーカー: エスケイジャパン
  • メディア:



ted2 (テッド2) フェイスクッション テッド全長約30cm

ted2 (テッド2) フェイスクッション テッド全長約30cm

  • 出版社/メーカー: サンアロー
  • メディア: おもちゃ&ホビー



テッド [DVD]

テッド [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD



nice!(2) 
共通テーマ:映画

nice! 2

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。