マルコヴィッチの穴 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごっちです♪



ちょっとプライベートがバタバタしていまして、
あまり映画を観ることができていません!
いかんですねえ(´ω`)
観たい気持ちはあるんですよ、もちろん。
モチのロンですよ!



さて、
昨日はちょっと時間ができたので、
録画していた映画を観ました。
ちょっと懐かしい映画です。
『マルコヴィッチの穴』です!





スパイク・ジョーンズの初監督作品で、
公開は1999年です。
もう16年前の作品ですか〜。


公開当時に観たきりだったので、
ほぼ内容を忘れた状態で観ました。


操り人形師のクレイグは、
才能はあるのですがなかなか人形師として成功できません。
生活のために、就職をすることにしました。
ファイル係として採用された会社は、
7½(ななとにぶんのいち)フロアにあり、
そのフロアは
天井高が150センチ程度しかないという、
なんとも奇妙な会社です。


その会社のロッカーの裏で、
クレイグは不思議な穴を見つけます。
その穴に入ると、
あの名優ジョン・マルコヴィッチの脳内に入り、
15分だけマルコヴィッチになることができるのです。


クレイグは同じフロアで働く美女・マキシンと協力し、
マルコヴィッチ体験を売る商売を始めます。
クレイグにはロッテという妻がいますが、
妻とは最近倦怠期気味です。


マキシンへのスケベ心もあって
一緒に商売を始めたクレイグでしたが、
マルコヴィッチ体験をしたロッテが、
性同一性障害を自覚するようになり、
マキシンに恋心を抱くようになります。


一方、マキシンは
マルコヴィッチに直接連絡し、
デートをする関係になっていきます。
そんなこんなで、
奇妙な四角関係に発展していくのです・・・・・・。



という感じのお話です!
いやあ、久しぶりに観たけど、
面白かった(´∀`*)



この映画の面白さは、
実在する俳優ジョン・マルコヴィッチ
扱っているところです。
誰か別の人になる体験ができる、
これだけならそれほど珍しい発想ではないのですが、
ジョン・マルコヴィッチになる体験
って言われると、
なにそれwwww
ちょっとやりたいんですけどwwww

って思っちゃいますよね。



ただ、悔しいことに、
ジョン・マルコヴィッチが、
日ごろアメリカでどう受けとめられているのか、
アメリカの人たちの持つ
マルコヴィッチのイメージ
が、
日本に暮らす私にはどうにもつかめないのです。


言い換えれば、
マルコヴィッチって日本でいうと誰?
ってことです。



中年の個性派俳優っていうと、
佐野史郎
西田敏行
津川雅彦
竹中直人
市川正親
草刈正雄
辺りが思いついたんですが、
どれもしっくりこない・・・・・・・('A`)


そこで考えたんですが、
山田孝之はどうでしょうか
もちろん、今はまだ若いので、
今すぐというわけではありません。
20年後の山田孝之って考えると、
ちょっとしっくり来るのですが、
いかがでしょうかねえ。


個性派俳優で、
セクシーではあるけれど、
どこかコミカルな要素もあわせ持っている、
きっと山田孝之なら、
日本のジョン・マルコヴィッチになってくれる、
そう信じています!
これからはヤマダ・タカユキヴィッチと呼びたいと思います。
本人が望んでいるかどうかはともかくも!



さて、話を戻しましょう。
主役のクレイグを演じているのは、
ジョン・キューザック
ここ最近は悪役と言いますか、
ネチネチした役が多いように思います。
人を殺しそうな目をした役が多いように思います。
が、
この映画では、
うだつの上がらない人形師、
いい意味でも悪い意味でも平凡な男
演じています。



妻のロッテを演じているのは、
キャメロン・ディアス
最初、キャメロン・ディアスって気付きません。
ぼさぼさのパーマヘアで、
チンパンジーを抱いている、
イモ女(死語)です。
オーバーサイズのセーターとパンツを
着ているので、
体のラインもまったく分かりません。
つまり、
セクシー要素を極力廃したキャメロン・ディアス
なんです。


とは言え、やっぱりキャメロン・ディアスですから。
しかも、15年前のキャメロン・ディアスですから。
キュートな要素はチラホラ顔を覗かせます。
キャメロン・ディアスじゃなくても
よかったような気もしますが、
キャメロン・ディアスだからよかった、
そんな気もします。
どっちつかずですんません。



物語に関してですが、
エンディングにはあまり納得していません
どうして会社に穴があるのか、
どうしてマルコヴィッチの脳内に入れるのか、
その辺の事情は別に説明しなくていいと思うんです。


まあ、実際納得のいく説明はありませんが、
なんだか、
実はあの穴の正体は●●●でした!
というオチを付けようとして、
かえって分かりにくくなってしまった、
そんな気がします。
理由なんかどうでもいいし、
不条理なままでよかったんじゃないですかねえ。



では、この辺で失礼致しまする。
ちょっと更新のペースが落ちますが、
映画を観たら必ず記事を書きますね。
今日も読んでくれてありがとう。
メルシーボークー!



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