メメント [好き放題の映画レビュー]

こんにちは! 腐りかけのりんごちゃんだよ!



『メメント』を久しぶりに観ました。



2000年公開のアメリカ映画です。
以前観たのは恐らくビデオリリースされた直後なので、
10年以上ぶりに観たことになります。



愛妻を何者かにレイプされ殺されたレナードは、
犯人を見つけ出し殺すことを生きる目的にしています。



しかし、レナードは妻が殺されたときに犯人ともみあい、
頭を強打したために、脳に障害が残ってしまっています。
記憶が10分しか持たないのです。
事件の前の記憶は残っているけれども、
それ以降の記憶は10分しか持ちません。
長い会話をしていれば最初の方の会話の内容は忘れてしまうし、
長電話しているうちに、
自分が誰と話しているのか分からなくなってしまうのです。



そこで、何でもメモを取る習慣をつけます。
ポラロイドカメラを持ち歩き、
人と会ったときにはその人の写真を撮り、
写真にその人の情報を書き加えることで、
その人物が自分にとってどういう意味を持つ存在なのか、
自分自身に伝えるようにしているのです。



レナードがメモを取るのは、紙だけではありません。
妻を殺した犯人に関わる情報、
絶対に忘れてはいけない情報は、
自らの体にタトゥーで彫り込んでいくのです。
だから、体中、墨だらけです。



物語は、
果たして妻を殺した犯人は誰なのかという結末に向けて
進んでいくわけですが、
そんな単純な映画ではありません。


レナードの記憶が10分ごとにリセットされているように、
一つ一つのエピソードが細かく区切られ、
時系列に並べられることなく、
行きつ戻りつ、シャッフルされて提示されます。
大きな流れとしては、
現在から過去に向かっていくように情報が並べられ、
冒頭でレナードが殺した男は誰で、
そしてなぜ殺したのか謎が明かされることで、
物語が終結することになります。



いわゆるどんでん返し系の映画なので、
結末については触れません。
ぜひご自身でご覧になって下さい。



この『メメント』は
クリストファー・ノーラン監督作品です。
クリストファー・ノーランというと、
近年では『ダークナイト』や『インセプション』
撮っています。


『インセプション』はかなり複雑な物語で、
一度観ただけではちんぷんかんぷんという感じでしたが、
『メメント』はそこまでは複雑な物語ではありません。
でもまあ、
観終わった後に、
「なんですと?!」
となってもう一度観直したくはなりますね。



前回観たときには何も思わなかったのですが、
主役のレナードを演じているガイ・ピア—ズがかっこよかったです。
images.jpg
口元がゴリラっぽいところがたまりません(´∀`*)



もう14年前の映画なので、
ファッションなど古くさく感じる部分はありますが、
物語の革新的な構成法は全く古びていません!
オススメの映画ですよ。
一度は観ておきたい映画です。



では、この辺で失礼致します〜。
また近いうちにお会いしましょう!
メルシーボークー!

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