インターステラー [好き放題の映画レビュー]

こんにちは! 腐りかけのりんごです!



書かなければいけない記事がたまってしまって、
どないしょーどないしょーと、
ワタワタしているおばちゃんです。



さて、
先週末に観た映画2本目は、
こちらも現在絶賛公開中の映画、
『インターステラー』です!







クリストファー・ノーラン監督の最新作である本作は、
公開前から非常に話題となっていて、
私も絶対に観なければ! と鼻息を荒くしていました。



ただ、鼻息が荒すぎて
ろくにストーリーも知らずに観に行ったので、
タイムトラベルの話、と思い込んでいました。
そしたら、
ちょっと、いや、かなり間違っていたので、
簡単にあらすじをご紹介しておきましょう。



物語の時代設定がいつかは分かりません。
が、おそらくそれほど遠くはない未来なのでしょう。
地球は地球規模の食糧難に襲われ、
国家間の食料戦争も勃発、
人口は激減してしまいました。


大地は痩せこけ、
常に激しい砂嵐が吹き荒れている世界。
軍隊やNASAといった機関も、
すでに解体されて存在していません。
かつては宇宙飛行士であったクーパーは、
二人の子どもと父親とともに、
農場を経営して暮らしていました。


しかし、
あることをきっかけに、
クーパーは、地球が間もなく滅亡することを知り、
人類が生き残るためには、
地球以外のどこかの星に移住するしかない
という厳しい現実も知ってしまいます。


人類が移住できる星があるのか、
すでに3人の研究者が調査のため宇宙に飛び立っています。
その研究者たちと合流するチームに、
かつて優秀な宇宙飛行士だったクーパーが選ばれ、
クーパーは家族を地球に残し、
人類の未来のために宇宙に出発する
・・・・・というお話です。



まず、全然物語を知らずに行ったので、
設定を理解するのに時間が掛かってしまいました。
これは失敗だったと悔やんでおります。
世界観を理解するのに頭を使ってしまって、
物語に入り込むことができなかったのです。
もったいないことをしました。
せめて公式HPくらいは見てから行けばよかった。



とは言え、
設定を把握してからは楽しめたので、ご安心下さい。
この映画、
何と169分もあるんです。
2時間半を超える超大作なんです。
ですから、
最初の方はあんまり楽しめなかった私でも、
120分は十分楽しめましたから!
(それでいいのか・・・・・・?)



ただ、普段からSFに慣れている方なら問題ないのでしょうが、
私のように、
「えすえふ?  すこしふしぎ?」
と鼻をほじってしまうようなSF音痴には、
色々と理解するのが難しい用語や概念がありました。



たとえば、【相対性理論】
映画の中では当たり前に使われているのですが、
私は意味がよく分からなくて、
その度に一人しょんぼりしました。



あとは、【4次元】【5次元】
「4次元は
ドラえもんのポケットの中のことやろ?」

と鼻をほじってしまう私には、
5次元はもはや理解のレベルを遙かに超えていました。



そして、【ブラックホール】
もちろん、ブラックホールという言葉は知っていますが、
それが何だか分からないし、
その中に入ったらどうなっちゃうのかも、
私にはサッパリ分かりません。
それなのに、
さらに【ワームホール】なんて概念も出て来ちゃって、
「ワームってみみず?!
あれか、釣りの時に使うゴム製の虫みたいなやつか?

そういや、
あれを兄ちゃんがしょっちゅうズボンのポケット
入れっぱなしにしてて、
母ちゃんが洗濯の度に悲鳴上げてたもんだな・・・・・・」
なんて、しみじみしちゃいましたよ!



これから観に行かれる方には、
【相対性理論】
【5次元】
【ブラックホール】
【ワームホール】


についての基礎的な知識を持ってから観に行くことを、
オススメいたします。
そのほうが、映画を十分に楽しめるはずです。



というわけで、
SF映画としてのできばえを判定する力は、
私にはありません。
ですから、その辺りのことは置いておいて、
人間ドラマとして見ていきたいと思います。



まず、主演は我らがマシュー・マコノヒィィィ!
最近、ノリにノってますよね。
私も何だか、非常にマコノヒィィィ! に縁のある
日々を送っています。


そのマシュー・マコノヒーが、
今回は父親を演じています。
特に、
娘のマーフとは強い信頼関係と愛情
で結ばれていて、
厳しいミッションを乗り越える原動力となっています。


私の中のマシュー・マコノヒーのイメージは、
これ↓なんです。



『ウルフ・オブ〜』を観た後にハマって、
家でしつこく歌って相方に嫌がられたものでした。
この得体の知れなさが、
私の中のマシュー・マコノヒィィィ!なんですが、
『インターステラー』では、
愛情溢れる父親を演じていて、
まったくイメージが異なりました。
もちろん、ドラマ『TRUE DETECTIVE』のときとも、
まったく異なるイメージで演じています。
さすがマコノヒィィィ!



物語として急激に盛り上がってくるのは、
先発隊として宇宙に旅立っていた研究者と合流してからです。
ネタバレになることを避けたいので、
ぼやっとしか語れないのですが、
3人いる先発隊のうちの1人と、
無事合流することができるんです。
ここからがめっちゃ面白い(´∀`*)


SFの基礎すら分からない私でも分かる、
人間のエゴとか本能が剥き出しにされていくんです。
極限状態に置かれた人間の醜さと言いましょうか、
宇宙であろうが地球であろうが、
どこであっても発揮される人間性が描かれるんです。
ここらへんから、
SFの基礎知識なんてなくたって楽しめるんだい!
と、涙を拭きました。



もしかしたら、物理学に精通している人には、
こんなんおかしいって!
って設定もあるのかもしれません。
が、そういうのを気にしなければ、
壮大なドラマとして楽しめると思います。


とはいえ、
あまりにも前評判がすごかったから、
過剰に期待しすぎたところもあるかもしれません。
良作であることは間違いありませんが、
『ダークナイト』に比べればインパクトは落ちるように思います。



まあ、好みの問題かもしれませんがね。
とはいえ、
169分は長すぎます。
あと30分短くすることもできたんじゃないかと
思いました。
長い映画だと、
途中でトイレに立つ人が多いんですよね。
それが気になって映画に集中できないので、
私自身はトイレを我慢することはできますが、
もう少し短くまとめてもらいたいと思いました。



という感じです!
なんかうまくまとまりませんでしたが、
今回も読んでくれて有り難うございました!


とりあえず、この辺で失礼しやーす!
メルシーボークー!
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