その男は、静かな隣人 [好き放題の映画レビュー]
TSUTAYAで見つけて借りてきました。
なかなか面白かったです
まずは予告をどうぞ(゚∀゚)・・・・と言いたいところですが、
日本語字幕がついているものが見つからなかったです。
簡単にあらすじを紹介しましょう。
今回もネタバレはないので安心して下さいね。
冴えないサラリーマンのボブ・マコーネルは、
つまらない仕事をまかされ、
上司からパワハラとも言える扱い(あるいはイジメ)をされている。
職場にちょっといいなと思う女の子がいるけれど、
ろくに話なんてできるはずもない。
ボブは、会社で銃を乱射することを計画するが、
なかなか実行に移すことはできない。
そんなある日、
自分よりも先に、同僚が銃の乱射事件を起こした。
それをきっかけに、ボブの人生が大きく変わり始める・・・・・・。
という感じで物語が始まります。
これ以上はネタバレになるのでやめておきましょう。
まずこの映画を借りようと思った理由が、
主役のボブ・マコーネルです。
ボブ・マコーネル、この人なんですけど、
これ、演じているのクリスチャン・スレーターなんです。
TSUTAYAでジャケットを見たときに、
クリスチャン・スレー・・・・・・・ファッ?!ってなりましたよ。
だって、クリスチャン・スレーターって、
これで、
これでしょ??
クリスチャン・ベールも何かって言うと面変わりしてるけど、
スレーターお前もかーい!
もちろん、ストーリーにも惹かれました。
冴えない男が銃の乱射を夢見る、面白そうじゃないですか。
この映画は、
いわゆる幾通りにも解釈ができる、
解釈を視聴者に委ねるかたちをとっています。
つまり、
ああも読めるし、こうも読めるストーリーなのです。
ですから、
スッキリしないお話はイヤッ!
ちゃんと白黒つけてよ!
という人には向かないと思います。
私個人の解釈をここで書くのは控えますが、
映画を見た感想は簡単に書いておきたいと思います。
ネガティブな思考はネガティブの連鎖を生むだけだ
そう思いました。
たしかに、ボブの上司はクソ野郎だし、
正直、女としてボブみたいな男とお付き合いしたいとは思いません。
ボブが鬱屈とした感情を持つのも分かる気はします。
でも、
それを銃の乱射というネガティブな願望に結び付けるのは、
あまりにも自分勝手としか言いようがありません。
クソみたいな上司には思い切って言い返せばいいし、
好きな女の子に振り向いて欲しいなら、
もう少し身なりに気を使うべきです。
自分で何にもせずに
すべて周囲の人間のせいにするのは、
自分が何もできないことの言い訳にしているに過ぎません。
そんなの強者の論理だよと言われるかもしれませんが、
あまりにもボブは何もしなさ過ぎ!
銃に弾丸詰める勇気があるなら、
もっとその勇気をほかに向けろよ!
そう言いたくなるのです。
銃の乱射して一生を終わらせるくらいなら、
毎日、クソ上司の家の前にウンコしてやった方が
よっぽど意味がある!(注:犯罪です)
おっと、何だか変な方向に話が進んでしまいました。
ともかくもまあ、
解釈が複数あることに抵抗がないのであれば、
オススメの映画です。
誰にでも、鬱屈とした感情はあると思います。
何もかもが思い通りになっている人なんて、
この世にいるはずありません。
が、その鬱屈とした感情をどう消化するのか、
そこにその人の人生が凝縮されて表れるようにも思います。
日々生まれる鬱屈とした感情をやけ食いで消化する私は、人として平凡だけれど善良だなと思います (´ω`)
それではまた。
メルシーボークー! プップクプー!
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