誰よりも狙われた男 [好き放題の映画レビュー]

こんにちは!
人気ブロガーこと、腐りかけのりんごっちです!
嘘です!

さて、
みなさああああん、今日は映画の日でしたよおおお!
いつの間にか、
「映画の日」じゃなくて「ファーストデー」って
言うようになってたんですね!
でも、おばちゃん、
慣れ親しんだ呼び名がいいから、
「映画の日」って言い続けるよ!

今日は映画の日が連休初日に重なるという、
股と……いや、またとないチャンスです!
映画観んぞおおおおおお!
と、相方と出かけました。

目標は3本だったんですが、
さすが混んでます。
時間的なやりくりの関係もあり、
結局2本しか観られませんでした。
さっそくレビューしてくよー( ^ω^ )

1本目は『誰よりも狙われた男』です。



舞台はドイツのハンブルグ
ハンバーガーの生まれた地として有名ですが、
残念ながら挽肉は関係ありません。

イスラム過激派のテロ計画を事前に察知し、
テロを未然に防ぐことを目指す、
テロ対策チームのお話です。

物語は、チェチェン人の青年がハンブルグにやってきた
ところから始まります。
テロ対策チームのリーダー・ギュンター は、
この青年・イッサをテロリストと断定、
青年を泳がせることで、もっと大物を捕らえようと画策します。
が、
即時逮捕を訴えるライバルやら、
アメリカのCIAも絡んできて、
さらにはイッサの保護を試みる弁護士も現れ、
それぞれの思惑が絡み合う中、
ギュンターは、イッサへの接触を試みます……



という感じで物語は始まります。
私は、
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作ってことと、
スパイ映画ってことしか知らずに行ったので、
最初は人間関係がちょっと複雑で、
混乱しました。
ある程度は、あらすじを把握して行った方がいいかと思います。



スパイ映画にはよくある傾向なんでしょうが、
誰を信用したものか、真実はどこにあるのか、
物語の先が読めず、展開が気になります。
ちょっと中だるみしたところもありましたが、
最後まで楽しめた映画でした。



スパイ映画ってのは、実は不慣れな分野で、
各国の諜報活動の実態など知っていれば、
もっと楽しめたのかもしれないなあ(´・_・`)



ネタバレはしませんが、
この映画を観て、西欧社会とイスラム社会の間に横たわる、
偏見や差別は根深いものだなあと、
月並みな感想を持ちました。


イッサという青年にも、
それまで生きてきた歴史があるんです。
親もいるし、もちろん彼も複雑な感情を持っている。


でも、よう分からん怪しいチェチェン人ってだけで、
テロリスト認定ですもんねえ。
彼の話を聞こうとする諜報関係者なんていやしないし、
彼のパーソナリティーなんて完全に無視されています。


まあ、それだけ911の衝撃が大きかったってことを
表しているとも言えるのでしょう。
私も、あのワールドトレードセンターが崩落するシーンには、
ものすごい怒りを覚えました。



でも、
民族や人種、宗教で人を十把一からげで捉える
ようになると、
個々の意見、弱き者の意見は聞こえなくなるし、
かえって対立を深刻化させるだけ、とも思うんですよねえ。


まあ、そもそも戦争なんて、
個々の人格を無視するからできることで、
個々の人格を見てしまったら、単なる人殺しですもんね。



まあ、私は世界情勢とか詳しくないので、
あまりに甘い意見かもしれませんけどね。


ただまあ、
人を利用しようとした人は、
いつか必ず自分も利用される、
天にツバ吐くようなもんだってのは、
忘れちゃなんねえって思います(´Д` )



フィリップ・シーモア・ホフマンの演技が
これでもう観られないというのは、
やはりさすがに感慨深いものがありました。
残念でなりません。


最後に一句

やせがえる負けるなイッサここにあり

お後がよろしいようで〜!
2本目のレビューもまとめるぞー!
メルシーボークー!

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