ミート・ザ・ペアレンツ [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごっちです!



先日、ちょっと懐かしい映画を観ました。
『ミート・ザ・ペアレンツ』です。



2000年のアメリカ映画です。
もう15年前になるんですねえ。



結婚を考えている彼女の両親と初顔合わせしたら、
父親がロバート・デ・デニーロだった
というお話です。
嘘です(´∀`*)


正しくは、
父親が元CIAのスパイだったんです。
彼女と結婚したいグレッグは、
父親に気に入られようとしますが、
努力すればするほど失敗を繰り返し、
ドツボにはまっていく、
という大爆笑コメディです。



不謹慎ネタあり、ウンコネタありで、
畳みかけるように笑わせてくれるのですが、
何を置いても、
ロバート・デ・ニーロが出演しているというのが
大きいですよねえ〜。
恋人の父親がロバート・デ・ニーロって、
それだけでもう笑っちゃいますもん。



私は何だかこの映画に縁があって、
これまでに4〜5回観ています。
今回は数年ぶりに観たのですが、
『LIFE!』を観た影響か、
ベン・スティラーが美男子に見えてしまいました・・・・・・。


この映画、続編もあるんですよねえ。
なぜか続編には縁がなくて、いまだ観ていません('A`)
ダスティン・ホフマンも出てるのか・・・・・・
これは観なければ・・・・・・・!!



気軽に観られる、楽しい映画です。
15年前の映画ですが、全然古びていませんよ〜。


では、今日はいったんこの辺で!
読んで下さってありがとうございました。
またお会いしましょう。
メルシーボークー!
↓『ミート・ザ・ペアレンツ』オススメです!



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アナベル 死霊館の人形 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんばんは!
腐りかけのりんごっちです!



先週末観た映画をご紹介していますが、
まだあります!
観まくっているんです!
『アナベル 死霊館の人形』です!



ちょっと説明致しましょう。
『死霊館』という映画があるんです。
このブログでも以前ご紹介しました。


『死霊館』は
実在する超常現象研究家を扱った作品です。
超常現象研究家というと学者のようなイメージを
持たれるかもしれませんが、
実際は、悪魔や霊を追い払う活動をしています。


で、そのウォーレン夫妻という超常現象研究家が、
かつて人形に取り憑いた悪霊を
追い払おうとしたことがありました。
その人形が【アナベル人形】です。
このアナベル人形は実在する人形で、
実際に、ウォーレン夫妻の運営する博物館に
収められているといいます。


『死霊館』では、
そのアナベル人形の話がちょこっと出てくるのですが、
ウォーレン夫妻の手元に行き渡るもっと前に、
アナベル人形を巡って起きた恐ろしい事件を、
この『アナベル 死霊館の人形』では描いています。


物語は、
出産間近のミアが、
夫のジョンから人形をプレゼントされる
ところから始まります。
ええ、
この人形がアナベル人形なんです。


身重の妻に、
こんな薄気味悪い人形プレゼントするなんて、
モラハラなんてレベルじゃねえぞ、おい!


そうジョンを叱りつけたくなったのですが、
貰ったミアも喜んでいるので、
まあよしとしましょう。



で、もちろんのことながら、
ミアとジョンの周囲では
不可解な超常現象が起こり始め、
無事に生まれた第一子リアにも
危険が迫り始めるわけです。



っていうかさあ、


もうめっちゃこわかったああああああああああ!!!


マジ恐かったですよ。
『死霊館』のときも同じようなこと言っていますが、
ホント恐いの!
劇場で観たから声は出さずに観ていましたけどね、
何度もビクゥゥゥゥ!って
椅子から立ち上がりそうになったし、
ずっと
「やめてやめてやめてやめてもうやめてえええ!」
って無声でつぶやいてましたよ。


挙げ句の果てには、
あまりの恐さに頭を抱え込もうとしたら、
手が滑って指が目の中に入って、
右目だけ涙が止まらなくなりましたよ('A`)


後ろの席で観ていた女の子も、
映画終わった後、
頭抱え込んで茫然としてたなあ・・・・・・。
よっぽど恐かったんでしょう。



この映画ではジェームズ・ワンは製作に回り、
『死霊館』などで撮影を担当していた
ジョン・R・レオネッティがメガホンを取りました。
ワンが監督をしていないので、
ちょっと不安も感じていたのですが、
いやいや、
これはジェームズ・ワンの映画ですわ。
完全にジェームズ・ワン!



『死霊館』のときと同じことの繰り返しになるんですが、
ほとんど血も出ないのに、
こんなに恐いってすごいですよ。
死人もほとんどでない
でも、息をつく暇がないくらいに、
恐怖が襲ってくるんです。


日本のホラー映画に慣れている人なら、
たいして恐くないのかもしれませんが、
私は、
洋モノのドーン! ブッシャー! ドジャーン!
ばっかり観ているので、
こういうひたひたひたと迫ってくる恐怖には
もう耐えられません(T_T)



ミアに親切にしてくれる黒人女性がいて、
演じている女優さんどこかで見たなあと思っていたら、
『デスパレートな妻たち』のSeason2に出ていた人かΣ(゚Д゚)
アルフレ・ウッダードさんっていうんですね。
覚えておきます!



ジェームズ・ワンは、
今一番、正統派のホラー映画を作る監督では
ないでしょうか。
私は、サム・ライミを崇拝していますが、
サム・ライミのような
恐怖と笑いをミックスさせたような映画もいいけれど、
笑いなんて一切なし、
とにかくとことん恐怖を追求するワンにも、
高い期待を寄せています。
でも、これ以上恐いのは勘弁して〜('A`)



最近、ホラー映画がちょっと低迷している気がします。
クソホラー映画も多いけれど、
良質なホラーも年に数本は作られています。
『アナベル 死霊館の人形』は絶対にオススメなので、
ホラー映画はご無沙汰だなあという方、
ぜひご覧下さいね!



では、今日はこの辺で!
今日はいっぱい更新しちゃいました〜。
いつも読んでくれてありがとうございます。
いつもじゃなくても、
ありがとうございます!
またお会いしましょう!
メルシーボークー!

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あと1センチの恋 [好き放題の映画レビュー]

こんにちは、みなさん!
腐りかけのりんごっちです!



今朝は6時半に起きて洗濯したんですよ。
洗濯物たまってましたからね。
んで、洗濯機2回まわして、
ぜ〜んぶベランダに干して、
午後から買い物に出掛けたら・・・・・・・


雨降ってんじゃねえかよおおおおおおおお
。・゚・(ノД`)・゚・。



天気予報では降雨確率30%でした。
絶対に許さない・・・・・・・・。
濡れた洗濯物は洗い直さず
そのまま乾かしちゃうけど、
絶対に許さないからな・・・・・・・ゴゴゴゴゴゴ・・・・



さて、先週末に観た映画のご報告です。
『あと1センチの恋』を観てきました!



幼馴染みの男女が、
お互いを好きなくせにすれ違う、
そんな【あと1センチが届かない】恋
描いた作品です。



いやあ、
この邦題、うまいですよねえ〜(´∀`*)
邦題にはケチつけてばかりのりんごっちですが、
今回はうまいと思いました。
届きそうで届かない、
そんな甘酸っぱい切なさをうまく表していると思います。


ただ、『百円の恋』と間違えないよう、
気を付けたいものです。
安藤サクラは出ていません。
『あと百円の恋』でもありません。
そんな映画ありません。



少女漫画的なキュン死に系の映画かと
ちょっとババアなりに覚悟していたのですが、
下ネタも結構多く含まれている、
ラブコメディでした。
セックス系の下ネタ豊富です。
子どもが観る映画ではありません、
大人がゲハゲハ笑う映画です。
『ブリジット・ジョーンズの日記』っぽいと言えば、
何となくイメージが伝わるかなと思います。



テンポもいいし、
最後まで飽きずに楽しめました。
何よりも主役のロージーがちょおおおおお可愛い(´∀`*)
ぶっとい眉毛がめっちゃ可愛い!
演じている女優さんは、
リリー・コリンズというんですね。
心の美少女ノートに記載しておきたいとおもいます。



しかし、一方、
ロージーが恋するアレックスが、
あんまりかっこよくなくって、
それが残念でした・・・・・・・・('A`)
まあ、好みの問題なんでしょうけど、
もうちょっとかっこいい英国男子いる気がするの・・・・・。



ご都合主義の恋愛ドラマなんて信用できない、
そう思ってしまう、
身も心も疲れ切った婦女子のみなさん!
この映画は楽しめると思いますよ!


が、人の幸せなんて見たくもないわ!
という方には向かないかなと・・・・・・('A`)



というわけで、
ここらでまたしても失礼致します。
読んでくれてありがとう!
メルシーボークー!

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アメリカンスナイパー [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごババアです!



いやあ、この春は大作揃いじゃないですか〜?
もちろん、映画のことです。
観たい映画がいっぱいあって、
映画観まくってます!
嬉しい悲鳴!
キャー(´∀`*)



予告編を初めて観たときから、
この映画は絶対にやばい
そう確信していた映画を観てきました。
クリント・イーストウッド監督の
『アメリカンスナイパー』です!





アメリカ軍兵士クリス・カイルの自伝を映画化した、
いわゆる、
【本当にあった物語】です。


アメリカ人を標的としたテロに怒りを覚えたクリスは、
国家のために戦うことを決意し、
30歳にして軍隊に志願します。
子どものころから狩りに親しんでいたカイルは、
狙撃の名手になります。


やがて911の同時多発テロが発生、
クリスもアルカイダを殲滅するために、
イラクへと向かうことになります。
妊娠中の妻をアメリカに置いて・・・・・・・。




予告編を観ていただければ分かるように、
ものすごい緊迫感です。
ただ、
予告編って、
一番いいところを切り取ってることもあるから、
そんな緊迫感がずっと続くわけでもない、
映画を観たら拍子抜け、
なんてこともあろう、
とは思っていました。



ですが、
まず、あの予告編のシーン、
子どもを撃つべきか判断を悩むシーン、
あれが映画の冒頭にいきなり来て驚きました。
あそこがスタートなんです。



じゃあ、それ以降緊張感は下降するのかというと、
全然そんなことはありません。
約2時間、緊張感は一切途切れません
ものすごいスピード感です。



カイルは合計4回イラクに派遣されるので、
イラクのシーン、
アメリカに帰ってきたときのシーンが、
交互に繰り返されることになるのですが、
この緩急の繰り返しが、
かえって緊張感を生むことになっています。



戦地に赴いたカイルは、
アルカイダの名狙撃手ムスタファ
殺すことを最大の目標と見なすようになります。
ムスタファが出てきたときに、
「なんだこれ、ライバル登場かよ」
と思いました。
元オリンピック選手の天才狙撃手って、
マヤちゃんにとっての亜弓さん、
ジョーにとっての力石かよって。


そのときに、
「あー単なるドンパチ映画になっちゃったよー('A`)」
って、ちょっとガッカリしたんです。
でも、すぐに分かりました。
わざと、
クリス・カイル対ムスタファという
ライバル関係を提示し、
個人対個人の戦いとして描くことによって、
【戦争】における大義名分なんて
非常に危ういものだと訴えている、
そう思いました。


たしかに、クリスは愛国心から軍人になりました。
が、
愛国心があろうとなかろうと、
戦地に行ってしまえば、
人が人を殺す、
殺戮行為を繰り返すことになるのが戦争だ、
そう言いたいのだと思います。



ものすごい緊張感が続く映画なので、
終わったときは放心状態でした。
音楽も何もない静寂の中、
スタッフロールが流れていくのを、
ただ茫然と見ていました。


この映画のスタッフロールでベチャベチャ喋る奴とは、
絶対に仲良くなれない、
そう思います。
自撮り棒使う奴と同じくらい、
仲良くなれません。



家に帰ろうと車に乗ったときには、
何だかやるせない気持ちが襲ってきて、
涙が出てきました。
なんだろう、
本当にやるせなかったんです。



アカデミー賞は獲得できませんでしたが、
本当に素晴らしい映画です。
相方と、もう一度観たいよねと話しています。
戦争が果たして何を人に与え、
何を人から奪っていくのか、
考えるきっかけになる映画だと思います。



それにしても、
ブラッドリー・クーパーは大物俳優の風格を
そなえてきましたねえ〜。
『ハングオーバー!』でファンになりましたが、
そろそろアカデミー賞獲っちゃいそうですよね。



ああ、そうそう、
とにかく素晴らしい映画だったんですが、
1つだけどうしても残念な点があります。
赤ちゃんを抱っこするシーンがあるんですが、
その赤ちゃんがどう見ても人形なの。
1人目が生まれても人形。
2人目が生まれても人形。
なんで、こんなあからさまな人形やねーん!
さすがに2人目も人形だったところで、
ブッと笑ってしまいました・・・・('A`)



では、とりあえずこの辺で!
まだまだご紹介したい映画あります!
メルシーボークー!
アメリカン・スナイパー (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

アメリカン・スナイパー (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: クリス・カイル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2015/02/20
  • メディア: 文庫



ネイビー・シールズ最強の狙撃手

ネイビー・シールズ最強の狙撃手

  • 作者: クリス カイル
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2012/04
  • メディア: 単行本



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2015年3月コレクション【継続のみ】 [フェリシモがきたぞー!]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごレディです!



遅くなりましたが、
3月分のコレクションをご紹介します。
2月からの継続だけだったので、
ご紹介する必要もないような気もしますが、
ま、一応な(郷ひろみの声で)。



まずは、
前回も購入した、
チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト
杢ニット アートなネコのアームウォーマー
〈オザキ フミヒコさん〉の会


この商品は3色しかないので、
これでラストです。
ラストはグリーン。


グリーーーーーンダヨオオオ!

DSCF3255.JPG

DSCF3256.JPG


グリーンといっても、
ターコイズのような青みがかかっていて、
いい色ですよね〜。
3色の中で一番気に入りました(´∀`*)
だいぶ寒さも和らいできたので、
これからの季節、活躍すると思います。



続いて、
物陰からひょっこり顔を出す 
動物たちのウォールシールの会



今月はクマでした!

DSCF3253.JPG


「Oh,my リンゴ」って言ってる〜!
これは嬉しい!
りんごおばちゃんとしては嬉しい!

DSCF3254.JPG


扉が鏡になっているクローゼットがあるので、
その鏡に貼りました〜。
画像は見せられないけどね〜。


今月でこのステッカーも終わりにします。
もう貼るところないし、
先月のレッサーパンダもまだ貼っていないので!



そして、最後が
美しいシルエットに魅せられる
四季の切り絵の会

です!

今月は羊が来ました。
未年だからか?

DSCF3257.JPG

DSCF3258.JPG


先月、空前の切り絵ブームが到来したように
思ったのですが、
今は編み物に夢中なので、
まだこの切り絵には手を付けていません!


オリジナル作品も作ろうと、
色がみも買ったのですが、
図案すら決めていません!!!!


どうだ、この飽きっぽさ!!
ガハハハハハ!



とは言え、
切り絵を極めたいという気持ちは
まだ確実に残っているので、
来月も継続することにしました。
色を重ねるテクニックをマスターしたいんです。



というわけで、
今月は継続のみでした。
全部で3837円(税込)です!



来月は新規で注文した商品もあります。
楽しみにしていて下さいね〜。
では、また〜。
メルシーボークー!

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コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋 [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごちゃんです!



先週の日曜日は、
空模様もあまりよくなかったし、
録画しておいた映画を家で観ました。
まずは、
『コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋』です。



この映画は5つの短編から成る、
オムニバス作品です。
どの物語も、精神的な病に罹患した人物を
扱っています。
統合失調症、うつに苦悩する人物を描いています。


なんだかAmazonの作品紹介とか、
ネット上の情報をみると混乱しているようですが、
どうやら、
もともと乳がんをテーマにした『Five』という
やっぱりオムニバスの作品があって、
それの続編として制作された、
テレビ映画のようです。
日本でも、劇場未公開だったのかな。



メンタルヘルスを扱った作品としては、
至極、平凡な出来映えだと思います。
特に新しい視点からメンタルヘルスを捉えている
わけではありません。



ただ、
メンタルヘルスに対して、
何らかの偏見を持っている人が観るには、
いい映画かなとも思います。


「統合失調症? 分裂病だろ?! キチガイやん」
とか
「うつとかいって、甘えてるだけだろ?」
とか思っている人は、
その偏見をなくすためにも、
観てみたらどうかなあとは思います。



私自身も、
全く偏見がないとは言い切れません。
というか、
この映画を観て、
幻聴が聞こえたり、
幻覚が見えるなんて、
絶対に嫌だと思いました。
病気に苦しんでいる方は、
本当に大変ですよね・・・・・・・。


自分もいつ何時病気になるか分からないし、
知識として病気の実態を知っておくことは、
大切だなと思いました。
平凡な感想でごめんなさい('A`)



Amazonの商品説明で、
ジェニファー・アニストン出演と
書かれていましたが、
私の記憶する限りでは出演していません('A`)
アニストンファンは慌てて観ないようにね・・・・・・。



では、この辺で!
また近いうちにお会いしましょうね〜。
メルシーボークー!



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女神は二度微笑む [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
腐りかけのりんごっちです!



春っぽくなってきましたね〜。
本当ならワクワクする季節ですが、
花粉の飛散により、
春が憂鬱な季節になったという人も多いでしょう。
私自身は花粉症ではありませんが、
杉を植えまくった役人を
絶対に許さない・・・・・・・・
そう思って生きております。



さてさて、
先週末、面白い映画を観てきました。
『女神は二度微笑む』です!



ええ、正直、邦題はダサいです。
原題は『KAHAANI』で、
「物語」という意味らしいんですが、
もうちょっと邦題を何とかできなかったんでしょうかねえ('A`)
ちょっと観る気が失せるタイトルです。



だがしかし!


めっちゃおもしろかったです(´∀`*)
いやいや、
わざわざ渋谷まで観に行ってよかったですよ。


物語は、
電車の中で毒ガスがまかれ、
乗客が全員死亡するという、
地下鉄サリン事件を彷彿とさせるシーンから
始まります。


それから2年後、
仕事で赴任したインドで行方不明になった夫を捜しに、
イギリスから女性がやってきます。
妻の名はヴィディヤ
インド系の女性ですが、
インドでの生活経験はほとんどないようです。
ヴィディヤは妊娠していて、
夫からの連絡が途絶えたのは、
きっと何かの事件に巻き込まれたからだと、
現地コルカタの警察に捜査を依頼します。


ところが、
夫が勤務していたはずの会社に行っても、
夫が滞在していたはずのホテルに行っても、
誰も夫のことを知るものはいません。
ヴィディヤは衝撃を受けます。


ヴィディヤに同情した現地の警察官ラナは、
ヴィディヤと共に夫の行方を捜し始めます。
すると、
夫がミラン・ダムジという人物と
瓜二つだったということが分かります。
夫はミラン・ダムジと名乗っていたのでしょうか。


ヴィディヤはラナとともに、
ミラン・ダムジについて調査を進めますが、
ミランに関わる情報を持った人物が、
次々に殺害されていきます。
そして、何者かの魔の手は、
ついにヴィディヤへとも伸びてきます・・・・・・




インド映画には珍しく(?)、
本格的なサスペンス映画です!
インド映画といえば、
何かというと踊るイメージがあるので、
この映画でも、
そのうち踊るんじゃないか、
こんなシリアスな映画でも踊っちゃうんじゃないかと、
ヒヤヒヤして観ていたのですが、
最後まで踊りません!


ダンス、一切ナッシング!



そして、何よりも、
まさかの結末が待っているんです!
いやいや、もう、
あまりの超展開に、
ブーーーッ.∵・(゚ε゚ )ブッ!!
って噴き出しちゃいましたよ。
まさにどんでん返し!
めっちゃ面白かった〜!



登場人物は非常に多いのですが、
とても分かりやすくまとめられていて、
混乱することはありません。
丁寧に作られた映画です。


基本的にはシリアスなサスペンス映画ですが、
お笑いポイントもあるんです。
ネタバレになるから書きませんが、
一人、めっちゃ面白いキャラが登場します。
緊張感の抜き加減もちょうどいい映画でした。



2時間、全く飽きない映画でした。
寝不足状態で観たのですが、
眠気を感じる暇ナッシング!
ぜひぜひ皆さまに観ていただきたいのですが、
渋谷でしかやっていないのが残念('A`)
ハリウッドでのリメイクが決まっているそうですが、
DVDが出たら、
ぜひぜひオリジナルの本作をご覧下さい。
インド映画のイメージを一新する良作ですから〜。



では、今日はこの辺で!
読んでくれてありがとう!
メルシーボークー!



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フォックスキャッチャー [好き放題の映画レビュー]

みなさん、こんにちは!
ちょっとお久しぶりの、
腐りかけのりんごです!



ちょっと更新が滞ってしまいました。
これには理由があります。
ちゃーんとあります。


ありまぁぁぁぁぁす!



いやね、タイトル通り、
『フォックスキャッチャー』を観たんです。



先々週の土曜日に、
珍しく一人で観に行きました。
その日は、相方が仕事でいなかったからです。
相方と一緒だったら、
『アメリカン・スナイパー』を観たんですが、
一人だったので、
相方があまり興味がないと言う、
『フォックスキャッチャー』を観たんです。



あまり前情報もなく、観ました。
実話を元にしているということ、
大富豪が金メダリストを殺すということ、
監督が、『マネーボール』や『カポーティ』を撮った、
ベネット・ミラーということ、
これくらいしか知らずに観ました。



始まって10分ほどして、
この映画はヤバい
そう思いました。
何て言うんでしょうか、
飲み込まれそう、そう思ったんです。
軽い気持ちで観る映画じゃない、
どんどん引きずり込まれて、
抜け出せなくなる映画だ、
そう思ったんです。



抽象的な説明で申し訳ないです。
が、
本当にごくごくたまに、
そういう映画に出会うことがあるんです。
観終わった後に、
全身を掻き毟りたくなる、
そんな感覚に襲われる映画です。
ハネケの『ピアニスト』や、
『少年は残酷な弓を射る』を観たときにも、
同じ感覚を味わいました。



抽象的ですよね、ごめんなさい。


『フォックスキャッチャー』は、
人が人を殺す映画です。
でも、同時に愛を描いた映画でもあります。
欲しくて欲しくてたまらないのに、
決して得られない愛を描いています。
【承認欲求】とも言えるのかもしれませんが、
私は、
埋められない【不在】を必死に埋めようともがいている、
そんな人間の悲しさを描いていると思いました。



一度観て、
あまりの衝撃に、
丸一日ほど頭から『フォックスキャッチャー』が
離れなくなりました。
相方にその話をしたら、
相方も観たいと言うので、
一週間後、今度は二人で観に行きました。
私も、
頭の中でうわああああああと広がっている感覚や観念を、
うまくことばにまとめるためには、
もう一度観る必要があると思っていたので、
二度目を観てから、ブログを書こうと思いました。



二度目は、
もう最初の3分で泣きそうになりました。
この映画は、
人間誰もが持つ弱さを的確に指摘してるんですよね。
認めて欲しい、
愛して欲しい、
分かって欲しい、
そんな当たり前の感情が交錯して、
結果的に悲劇が起こる、
そんな物語なんです。
自分の中にも確実にある弱さ
それを映像化して目の前に出されたから、
ヤバい、そう感じたんです。



抽象的すぎるので、
ちょっと具体的なことも書いていこうと思います。


まず、注目すべきはスティーブ・カレルの演技です。
特殊メイクをしているせいもありますが、
始まって30分くらい、
スティーブ・カレルだって気付かないレベルです。
スティーブ・カレルって、



これとか、



これなんかのイメージじゃないですか。
コメディ映画のイメージが強いですよね。
が、
今回は全くの別人の様でした。
大富豪ジョン・E・デュポンを演じたスティーブ・カレルは、
デュポンの持つ孤独や弱さ
完全に演じきっていました。
アカデミー主演男優賞にノミネートされたのも、
納得の演技です。
鬼気迫る演技で、異常性を感じさせるんですが、
しかし、どこか人間くささも感じさせます。
スティーブ・カレルがいなければ、
この映画はこんなに素晴らしい出来映えには
ならなかったと思います。
マジ、見直した。



映画の内容については、
うまく考えがまとまっていないのですが、
ほとんど女性が出て来ない点、
そして、【父親の不在】が気になりました。


ホモソーシャルな関係を描きつつ、
ホモセクシュアルな関係も想起させている、
そうも感じました。
絵画室でのトレーニングシーン、
あれはセックスを思わせる描写だと感じたのですが、
いかがでしょうか・・・・・・・。
ジョンとマークの間に性的な関係があったのなら、
また物語の見方が変わってきますよね・・・・・・・。



ああ、あと、
これはTwitterのフォロワーさんに言われて、
はたΣ(゚Д゚)と気付いたのですが、
【フォックスキャッチャー】というタイトル
意味深ですよね。
狐を狩るために人は犬を放ちます。
犬を利用することで狐を狩るわけです。


では、この映画では
得るべき狐とは何なのか、
誰が犬として利用されたのか、
色々と解釈ができると思います。


Twitterで思いがけず知恵をいただきました。
ありがとうございます(´∀`*)



というわけで、
全然まとまりません!!!!
あまりに衝撃を受けすぎて、
ちっとも考えがまとまらないんです。
そんなこんなで更新がすっかり遅れてもうて、
これ以上遅らせてもいかんと、
今こうして、
拙い文章を書いているわけです。



DVD化されたらまた観るので、
そのときに考えをまとめようかな(´ω`)
ともかくも、
オススメなんてもんじゃない映画なので、
よかったらみなさん観て下さい。
めっちゃ暗いし、
めっちゃ圧迫感あるし、
うあああああああああ!って叫んで
逃げ出したくなるような映画ですが、
私は大好きです。



ふう・・・・・・何とかまとめた('A`)=3
『フォックスキャッチャー』以後も
色々映画を観たので、
明日以降更新して行きますね。
では、
今日はこの辺で〜。
メルシーボークー!
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